2025年12月6日土曜日

2025年12月06日1700:サザンクロス廃船解体

11月22日(土)11時30分、老朽化のため『サザンクロス』を解体しました。
☆2008年12月、12mヨットを購入し、『サザンクロス』と名付けました。サザンクロス(南十字星)が沈まない海を共に航海しようとの思いからです。 ☆2009年05月、改造を終了。07月、鳥羽パールレース参加。10月、奄美諸島に試験航海に出発。ところが、奄美諸島徳之島沖を航海中、船尾の腐食のため、アウトラダーが波浪によりもぎ取られ、深夜、大雨の中、海上保安庁の巡視船に亀徳港まで曳航していただきました。深く深く感謝しています。岡崎造船で舵を作り、船尾も補修。 ☆2010年4月念願のサザンクロス(南十字星)が沈まない海に向けて、故郷真鶴港を出港。ハワイのホノルルに向けての航海中のチークの甲板がひび割れ。ハワイ(オアフ島)タヒチ(タヒチ島、モーレア島、タハア島、ボラボラ島)、フィジー(ビティ・レブ島)、ニューカレドニア(ニューカレドニア島)を経て、10月ニュージーランドファンガレイに入港。ファンガレイで甲板のチークを剥がし、FRPに替え。 ☆2011年3月ファンガレイを出港。ヴァヌアツ(エファテ島・タナン島)、ミクロネシア(ポンペイ島)、小笠原父島を経て、5月、故郷真鶴に入港。1年の航海でした。 ☆2012年7月、八丈島・真鶴航海(大阪⇒八丈島⇒式根島⇒三崎⇒真鶴⇒方杭⇒大阪)。真鶴港で体験乗艇会。10月、メルボルン大阪ダブルハンドヨットレースに参加するため、大阪を出港、12月メルボルン入港。(大阪⇒ミクロネシア⇒ニューカレドニア⇒ブリスベン⇒ニューキャッスル⇒イーデン⇒メルボルン)。 ☆2013年3月、メルボルンを出港。メル阪レース。5月、大阪港入港。8月には亀裂の入ったマストを修理。11月、マスト修理後の廻航途中の大阪湾で漁船に追突され、岡崎造船で修理(大部⇒大阪(マスト陸揚げ、相模原へ陸送)⇒真鶴(マスト装着)⇒大阪湾(漁船に追突)⇒大阪⇒大部)。 ☆2014年7月、真鶴航海(大阪⇒三崎⇒横浜⇒真鶴⇒方杭⇒大阪)。10月、瀬戸内ラリー参加。 ☆2015年5月、四国一周お遍路航海(大阪⇒徳島⇒室津⇒高知⇒興津⇒土佐清水⇒別府⇒今治⇒御手洗⇒生口島⇒日生⇒高松⇒大部⇒大阪)。 ☆2016年4月、九州一周・五島列島・屋久島航(大阪⇒本島⇒安下庄⇒宇部⇒大浦湾⇒五島中通島⇒女島⇒小賀値島⇒長崎⇒甑島⇒屋久島⇒今治⇒大部⇒大阪)。7月、真鶴航海(大阪⇒串本⇒真鶴⇒伊良湖⇒菅島⇒九鬼⇒串本⇒方杭⇒大阪)。 ☆2017年5月、菱垣廻船航海(大阪⇒由良⇒湯浅⇒大島⇒浦神⇒九鬼⇒須賀利⇒渡鹿野⇒妻良⇒下田⇒東京夢の島⇒三崎⇒真鶴⇒串本⇒湯浅⇒大阪)。6月、朝鮮通信使航海(大阪⇒仁尾⇒弓削⇒門司⇒大島⇒博多⇒壱岐⇒対馬厳原⇒対馬美津島⇒対馬比田勝⇒壱岐勝本⇒博多⇒新門司⇒下蒲刈島⇒鞆の浦⇒牛窓⇒大阪)。 ☆2018年5月、本州一周・北海道一周・弁財船航海(大阪⇒角島⇒境港⇒三国⇒塩屋⇒若狭大飯⇒橋立⇒福浦⇒輪島⇒佐渡琴浦⇒粟島⇒酒田⇒飛島⇒由利本荘⇒秋田⇒能代⇒川内⇒野辺地⇒青森⇒三厩⇒江差⇒寿都⇒小樽⇒留萌⇒遠別⇒利尻島⇒礼文島⇒稚内⇒江幸⇒紋別⇒宇登呂⇒羅臼峯浜⇒根室幌茂尻⇒霧多布⇒釧路⇒三石⇒登別⇒函館⇒八戸⇒宮古⇒大船渡⇒石巻⇒小名浜⇒東京⇒三崎⇒真鶴⇒大阪)。 ☆2019年5月、瀬戸内航海(大阪⇒国東武蔵⇒松山⇒大阪)。 ☆2020年3月、沖縄宮古島航海(大阪⇒串本⇒徳島⇒奄美大島⇒宮古島・伊良部島⇒奄美大島⇒内之浦⇒国東武蔵⇒大部⇒徳島)。 ☆2021年7月、第1回咸臨丸寄港地航海(徳島⇒長崎⇒対馬厳原⇒宇久島⇒長崎⇒三角⇒天草深浦⇒野間池⇒指宿⇒国東武蔵⇒大三島⇒直島⇒大部⇒津名⇒徳島)。11月、第1くだり酒航海(神戸⇒東京⇒徳島)。 ☆2022年4月、第2回咸臨丸寄港地航海(大阪⇒和歌山⇒周参見⇒八丈島⇒真鶴⇒清水⇒真鶴⇒横須賀⇒東京⇒保田⇒勝浦⇒寒風沢島⇒石巻⇒大間⇒函館⇒木古内⇒三厩⇒由利本荘⇒佐渡小木⇒輪島⇒福浦⇒塩屋⇒境港⇒温泉津⇒上関⇒今治⇒本島⇒徳島)。10月第2回下り酒航海(神戸⇒東京⇒徳島)。 ☆2023年4月、トカラ列島航海(徳島⇒奄美大島⇒悪石島⇒諏訪之瀬島⇒口之島⇒国東武蔵⇒徳島)。6月、第3回咸臨丸寄港地航海(徳島⇒八丈島⇒小笠原父島・母島⇒八丈島⇒串本⇒徳島)。10月、第3回下り酒航海(神戸⇒東京⇒徳島)。 ☆2024年4月、奄美群島・沖縄航海。(徳島⇒油津⇒種ケ島⇒奄美名瀬⇒徳之島⇒沖永良部島⇒与論島⇒沖縄糸満⇒奄美名瀬⇒諏訪之瀬⇒長崎⇒平戸⇒尾道⇒大三島⇒本島⇒徳島)。10月、第4回下り酒航海(大阪⇒東京⇒徳島)。 ☆2025年6月、東京諸島航海(徳島⇒八丈島⇒三宅島⇒神津島⇒御前崎⇒浜島⇒串本⇒徳島)。11月、第5回下り酒航海(神戸⇒東京⇒大阪堺浜寺ボート)。これが『サザンクロス』最後の航海になりました。 ★17年の間、サザンクロスと共に、寄港した多くの港、寄港した港でお会いした多くの方々、そして一緒に航海を共にした多くの方々との思い出は生涯忘れることはありません。本当にありがとうございました。 ★もう一隻、小柄ではありますが、リベッチオ8mの『北斗』が真鶴港に浮かんでいます。これから、『北斗』との航海をこのブログを使わせていただいて紹介していきたく思います。2026年1月1日、またお会いしましょう。

2 件のコメント:

  1. サザンクロス号、長い間ご苦労さまでした。そして己の夢に向かって真っしぐらに走った中路艇長に乾杯\(^o^)/

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  2. 明日のサザンクロス慰労会で、思い出の苦労話し聞かせてください。

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