2010年9月30日木曜日

9月30日 天候情報

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h>海洋気象コンサルタント様よりウェザーインフォメーション
-----------------Date: Thu, 30 Sep 2010 09:09:06 +0900
おはようございます。
10/1以降シドニー沖から高気圧が東進してきます。このため、
ニューカレ南沖は10/6頃まで南東風が強まり、波高も3m前後
が予想されます。南東風下での南下はやや厳しそうで、西に
流されるとニュージーへ到着するのが困難になります。出港
の可否を含めてご検討願います。
2010/10/2/00UTCの天気図を添付しますので参考にしてく
ださい。

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h>フィジーからニュ-カレドニアまで一緒でした丁稚氏
h>から画像が届きました。
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2010年9月26日日曜日

9月26日

2010年9月26日(日)06時LCT(04時JST):
ポートモーゼルにて

昨日は、博物館ツアー。インフォメーションセンターに行き、
バスと入園券の購入方法を確認。博物館を巡回しているヌメ
ア・エキスプローラーバスを利用して動植物園、チバウ文化
センター、海洋博物館を見学する計画。10時13分、ココ
ティエ広場にてバス乗車。海洋博物館は休館とのこと。10
時34分、動植物園に到着。窓口で3ヶ月有効の6施設入園
券(動植物園、チバウ文化センター、水族館、ニューカレド
ニア博物館、ヌーメア博物館、海洋博物館)を購入。驚きは
孔雀の放し飼い。人がパンくずを与えているので人に慣れた
ものもいる。色鮮やかなさまざまな南国の鳥を楽しむ。ケー
ジの外からの観察あり、2重ドアのついたケージに入っての
観察あり。鴨や丹頂鶴もいました。爬虫類はイグアナなど。
可愛い顔をしたものもいます。植えられているさまざまな植
物の中の道を歩きながらケージを巡ります。まさに動植物園
です。森の中に鳥がいるといったイメージです。11時49
分の次の13時04分発のバスに乗車。チバウ文化センター
に向かう。13時25分チバウ文化センターに到着しました
が。本日休館とのこと。休館日は月曜日なのに。急遽予定を
変更して、そのまま、水族館に向かう。14時、水族館に到
着。昼食後、水族館を見学。川から珊瑚礁の海に入り、沖の
リーフの外に出るという展示構成。ラグーンの大切さを伝え
る展示もあります。日本語の説明機も有料提供されています。
15時15分の次の16時30分のバスに乗車。ココティエ
広場で下車し、スーパーカジノで食材を購入。ビールを仕入
れたいのだが、23日12時から25日まではアルコールの
販売は禁止されている。まだ、少し、ニューギニアビールが
船内に残っています。さて、昨日の朝食はご飯と目玉焼き、
レタス、トマト、味噌汁。昼食はハンバーガー。夕食は、マ
グロの刺身、すき焼き(牛肉、白菜、ねぎ、豆腐)に日本酒
でした。今日の朝食は、卵、キャベツ入り出前一丁です。今
日26日から30日までアンズヴァタ、ウベアのホテル泊に
なります。次のブログ原稿の送信は10月1日(金)08時
の予定です。ニュージーランド向け出港は天候次第ですが、
10月2日以降を予定しています。

2010年9月25日土曜日

9月25日

2010年9月5日(土)07時LCT(05時JST)
夜が明けてきました。毎朝の日課は、4時半頃に目を覚まし、
トイレに行って、ひげを剃って、シャワーを浴びて、ブログ
原稿を作ります。東の空ががロゼワイン色に染まってきまし
た。曇り空です。南から弱い風が吹いています。マリーナの
泊地は静穏です。昨日は、朝食後、洗濯。訪船者がありまし
た。一昨日のツアーで一緒だった和さん絵美さん夫妻です。
よくいらしてくださいました。夕方18時サザンクロス集合
で自由行動。昼食も各自で。ナショナルデイのため、、ニュ
ーカレドニア博物館の西隣の駐車場にはステージが設けられ、
出店が並んでいました。匂いに誘われて焼き鳥を食べました、
結局、これが昼食になりました。インフォメーションセンタ
ーで、開いてい博物館とニューカレドニアウェアの店を確認。
ニューカレドニア博物館を見学し買い物。13時、集合時刻
まで5時間あるので、ヌーメア半島(?)反時計回り一周の
自転車旅行に出発しました。駐車場からテンポの早いリズム
が聞こえてきます。近づいて、民族舞踊を見学しました。市
街地の南のきつい上り坂を越えると、ロフェリナ湾。プライ
ベートマリーナがあります。ヨット、ボートの数はなんせ多
い。海を埋め尽くすといった感じ。自転車専用レーンがあり
走りやすい。丘を越えると、次はシトロン湾。10m四方の
ポンツーンが設けられ子供たちが遊んでいます。ビーチには
日向ぼっこをしている人の姿。ここは海水浴場です。砂の舞
う波打ち際の外はきれいな海です。岬を回ると、アンスバタ
湾。ウインドサーフィンの天国です。上り坂を越え、半島の
先端に出ます。ここから先は東風の領域です。今度は、パラ
セイルボード(?)の天国。水深が50センチくらいの珊瑚
礁が岸から1キロぐらい続いています。片手に風をはらませ
たパラセイルを、片手にボードを持って海に入り、寝そべっ
てボードに足をかけ、一気に走り出します。気持ちいいだろ
うなあ。セントマリエ湾沿いをセントマリエ島を眺めながら
北に進みます。入り江があり、スロープにトレーラーを下ろ
ししてモーターボートを引き上げているのに出会いました。
カタマランヨットクラブもあります。OPヨットで子供たちが
レースを楽しんでいます。ヌーメアはマリンレジャー天国だ
と思いました。問題は物価です。市街地へ戻る上り坂。後ろ
から唸るような音が近づいてきます。振り返ると、トロッコ
バスでした。歩道に避けると、運転手さん、乗っている人が
手を振りながら通り過ぎました。みんな、バカンスを楽しん
でいます。下り坂を降りると州政府庁舎。見慣れた風景です。
さて、昨日の朝食はレタス、トマト、卵にフランjスパン。
昼食は焼き鳥。(パートナーの恒さん、享さんはルメリディ
アンヌーメアのショウグンで天丼、カツ丼定食。羨ましい。
途中、バスですれ違ったそうです。赤シャツ、ママチャリ姿
に一目でわかったそうです。)夕食はポークステーキにポテ
トサラダ、ワインでした。すっかり、夜が明けました。

2010年9月24日金曜日

9月24日

2010年9月25日(金)07時LCT(05時JST):
ポートモーゼルにて

サザンクロスからは水際の風景しか見れないのでグランド
テール島の中を知りたいと思っていましたので、一昨日、
観光案内所でリビエルブルー(青い川)州立公園に行くに
はどうしたらいいか訪ねたところ、バスはなく、ツアーに
参加するのが一番とのことで、急遽申し込み、昨日、行っ
てきました。ガイドはフランソワさん。フランス語、英語、
日本語で説明します。マイクを首にぶら下げて曲がりくね
った山道を運転しながら、ニューカレドニアの人はどこか
ら来たのかといった民俗学から地質学、植物学、動物学と
いろいろのジャンルを説明。そのガイドぶりに感心しまし
た。途中、車を止めてカグーの鳴き声をCDで流すと、カグ
ー夫婦が森の茂みに姿を現しました。一同感激。リビエル
ブルーの上流の岸辺に休憩所があり、昼食。川の水は上高
地の梓川のように冷たくはなく、泳いでいる家族もいまし
た。昼食はフランスパンにボイル海老、焼肉、サラダ。大
自然の中、堪能しました。ツアーグループは14名。フラ
ンス人一組2名、韓国人三組7名、日本人は三組5名。和
さん、絵美さんに晋さん、安紀さん。皆さん大阪から結婚
記念で来られたとのこと。人生のご安航をお祈りします。
夜は、24日の建国記念日にあわせて近隣の国々から来て
いる人々が民族音楽と踊りを公園で行うというので見に行
きました。公園の中は食べ物を売る屋台がが並び人通りも
多くにぎやかでした。夕食は太鼓のリズムを聴きながらの
食事でした。さて、昨日の朝食はフランスパンにハム、ポ
テトサラダ。パンが美味しいです。夕食は、スイカと蒸し
豚肉にタロイモでした。

2010年9月23日木曜日

9月23日

2010年9月23日(水)06時LCT04時JST0:
ポートモーゼルにて
今日もいい天気です。有美さん、こばんさん、投稿
ありがとうございます。昨日早朝に検疫官が来船し
ました。残っていたキャベツ、ジャガイモ、玉葱を
見せるとそのまま没収。船内の冷蔵庫、食料保管庫、
床板下を点検し、ゴミ袋の卵の殻も取り出し没収。
それでクリア。後は税関です。マリーナ事務所でそ
の旨伝えると、書類一式を受け取り税関スタッフに
渡すとのこと。入港手続きはすべて終了。午前中は、
マーケットを見て公園内にあるインフォメーション
センターに行き観光情報を集める。日本語のリーフ
レットがおいてありました。街の案内板はフランス
語、英語そして日本語です。ベトナム料理店で昼食。
隣の席で大阪弁を話をされていた方々がおられたの
で、声をおかけしました。大阪から来られた房子さ
ん、それにメリディアンホテルショウグンののぼる
さん達でした。メニューがフランス語で書かれてい
たので何を注文したらいいかわからずお尋ねしたと
ころ、お勧めの品4点(にゅう麺、春巻き、豚焼き、
焼き飯)を注文してくれました。ありがとうござい
ました。美味しかったです。ナンバーワンビールで
乾杯。16時スーパーカジノ集合でそれぞれ自由に
街を探索。街は碁盤の目のように区画され南北1.
5キロ東西1キロです。午前中とあわせ、南北の道
のほぼすべてを歩きました。16時、買い物。夕食
と明日の朝食の食材に飲み物を仕入れました。さて、
昨日の朝食はざるそば。没収されて生野菜はなし。
昼食はベトナム料理。夕食は水炊き(豚肉、レタス、
豆腐、クレソン)でした。

2010年9月22日水曜日

9月22日

2010年9月22日(水)07時LCT(05時JST):
ヌーメアポートモーゼルにて

風も無く静かな夜明けです。さて、一昨日は、東風10
ノット。エンジンを使用し、2ポイントリーフで機帆走。
南からのうねりは高く、それに、東よりのうねりが加わ
り、貿易風帯を走っていることを実感します。21時、
風が強まり夕方から畳んでいたメインセイルを上げ、追
い波を受けサーフィングしながらの帆走です。最後の夜
です。海は友達、風も友達、そして波も友達に思えまし
た。全天の3分の2に雲がある中、そして、満月に近づ
いている月明かりの中、左にサザンクロス、右にノーザ
ンクロス。前にビーナス。後ろにジュピター(木星)。
最後にして、最高のセイリングを楽しみました。朝5時、
薄明かりにグランドテール島を視認。グランドテール島
の1マイル沖にはぐるりと珊瑚礁があります。海峡の手
前のリーフを抜けて、7時20分にハヴァンナ海峡を通
過しました。あと40マイル。レインシャロット岬、ド
ウア岬、パニーリーフ、モジマンリーフ、ウーディン海
峡を午前中に通過。テレチ島の北を、ナカエリーフの南
を、メットル島の北を通り、ヌーメア港に接近。無線で
ポートモーゼルにコンタクトし、入港。ビジターポンツ
ーンの先端に待っているスタッフの指示により、15時
ビジターポンツーンに係留しました。停泊の申し込みを
するためにポートモーゼルオフィスに行くと、既に、検
疫、入管、税関への連絡はされており、「18時までに
それぞれの職員が船に行く。船で待つように。行かなけ
れば明日の朝に行く。もし、来なければオフィスに来る
ように。」とのこと。電気、水道、シャワー。十分なケ
アです。18時前に入管スタッフが来船。てきぱきと手
続きを済ます。夕食を済ませ、シャワーを浴び、レスト
ランでビール。長い一日が終わりました。さて、一昨日
の昼食は豆乳フレーク。夕食はコンビーフ肉じゃが。昨
日の朝食は、バナナ。昼食は豆乳フレーク。夕食は牛蒡
炊き込みご飯にコンビーフ、卵、キャベツの煮込みでし
た。画素数の少ない映像なら衛星通信でも費用はそれほ
どでもありません。携帯電話で撮った写真は画素数がす
くないのに気付き貼り付けました。もっと早く気付けば
よかった。

2010年9月21日火曜日

9月21日ヌーメア到着

2010年9月21日(火)17時LCT(15時JST):
ヌーメアPORT MOSELLE(南緯22,3度東経166.4度)にて
状況:本日15時、無事、ヌーメアポートモーゼルのポンツーン
に係留しました。検疫官、入国管理官は18時に来船です。税関
手続きは明日になりそうです。まずは、ニューカレドニア到着の
報告です。ご支援ありがとうござしました。
Tue, 21 Sep 2010 14:32:48 +0900
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h>海洋気象コンサルタント様よりウェザーインフォメーション
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お疲れ様でした。
次はいよいよニュージーですね。おおむね30Sあたりを境に、
北側は南東貿易風、南側は偏西風域ですが、オーストラリア
方面から低気圧が周期的にニュージーへと進み、この時低気
圧の北側が高波高域となりますので、1-2日これをやり過ご
す事が必要になるかもしれません。何はともあれ、とりあえ
ずはごゆっくり休養してください。
Tue, 21 Sep 2010 15:38:12 +0900

9月21日

2010年9月21日09時LCT(07時JST)
位置:南緯22.3度東経166.8度(ヌーメアまで30
マイル)。天候晴。

状況:本日08時20分、ハヴァンナ海峡を通過。現在
LL OUEN島を通過中。速力4.5ノットで航行していま
す。状況は本日停泊した後にお知らせします。
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h>海洋気象コンサルタント様よりウェザーインフォメーション
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おはようございます。メール受信順調です。
海況に大きな変化はありません。長期に及ぶ航海、お疲れ
様でした。ご安着の報をお待ちします。
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h>位置は「ヌーメアまで30マイル」「LL OUEN島」よ
h>り推測です。浅瀬の様子が判りやすいので航空写真か
h>らコピペしてみました。

2010年9月20日月曜日

9月20日

2010年9月20日(日)09時LCT(07時JST)
位置:南緯22.2度東経168.7度(ヌーメアまで130
マイル=ハヴァンナ海峡まで90マイル+ハヴァンナ海峡から
ヌーメアまで40マイル)。天候曇り。風向東。風速15ノッ
ト。波高2m。気温27度。気圧1017mb。針路220度
(220度)。速力4ノット(4.5ノット)。タックポート。
メイン2ポイントジブフル。乗員健康。

状況:昨日、日中は風が吹かず機帆走。昼食後のCDコンサート
は高橋真梨子さん。昨夜19時、南東の風が吹き出し、エンジ
ンを止めました。上弦の月が膨らんできています。明るさが増
してきました。その分、夜空の星の数が少なくなります。かろ
うじて南十字星は見えました。ノーザンクロスはよく見えます。
夜が更けると、雲が広がります。明るくなると雲は消えるので
すが今日は曇り空です。今朝04時、風が東に変わりました。
ヌーメアへの東の入口ハヴァンナ海峡へは真後ろの風になり、
ジブが使えなくなります。針路を南に向けイルデパンの方角に
変えました。いい感じで走っています。波に揉まれながら。ト
レードでのセイリングも後1日になりました。さまざまな気象
海象がありました。今、振りかえれば、・・・・、振り返るの
はまだ早い。、後一日を楽しみます。気温が低いです。船内に
いても汗をかきません。フィジーから南に下がったからでしょ
うか。ニューカレドニアの夜は肌寒いかも知れません。さて、
昨日の昼食は缶スープ、缶フルーツ、ビスケット、ビール。ホ
ノルルでの缶食品を頂いています。夕食はキムチ風味チャーハ
ン卵入り。今日の朝食は缶スープ、ビスケット、トマトキャベ
ツ生野菜と焼き缶豚スパムでした。

2010年9月19日日曜日

9月19日

2010年9月19日(日)09時LCT(07時JST)
位置:南緯21.8度東経170.5度。(ヌーメア
まで250マイル)天候晴。風向東。風速7ノット。
波高0.5m。うねり南4m。気温31度。気圧10
17mb。針路215度。速力3.5ノット(4.0
ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブ無し。
エンジン1600rpm。乗員健康。

状況:相変わらず東の風、風速は次第に弱まり、真夜中には
速力が4ノット以下に落ちました。この風が続くと、イルデ
パンの南を回ってのルートでは距離が長くなり機走時間も長
くなると判断し、ハヴァンナ海峡を通過することにして、コ
ースを245度に変更しました。21日中にはハヴァンナ海
峡を通過し、通過時刻が日の出であればそのままヌーメアま
で行きますが、遅ければプロニー湾で錨泊し、22日にヌー
メアに向かう計画です。昨日は久々にCDコンサートテレサテ
ンさんです。その間、エンジンを止め速力4.5ノットを維
持しながら楽しみました。もう1件の生き物の侵入をお知ら
せします。ラウトカを出港してから、船内に溜まっている真
水、海水を拭き取っていると、蛇が床を這っていまた。多分、
底板をはぐったときに出てきたのでしょう。バケツに追い込
んで海に返しました。黒と薄黄緑色の縞模様で体長30cm
でした。昨夜は水平線近く以外は満天の星。南十字星は水平
線に近く見えませんでしたが、夏の大三角形は見えました。
明け方には、冬の星座が上ってきています。今朝方から南の
うねりが高く、南の水平線一杯に広がって押し寄せてきます。
サザンクロスを押し上げまた静かに下ろします。カメラの動
画で撮りましたが迫力はいまいちです。やはり、人間の目に
はかないません。さて、昨日の昼食は最後のスルメにニュー
カレドニアビール、それに豆乳フレーク。夕食は魚蒲焼丼。
今日の朝食は缶スープ、コンビーフキャベツ炒め、クラッカ
ーでした。

2010年9月18日土曜日

9月18日

2010年9月18日09時LCT(07時JST)
位置:南緯20.7度東経172.4度。:ヌーメアまで
あと420マイル(1マイルは1.852km)。天候晴。
風向東。風速15ノット。波高2m。気温30度。気圧
1015mb。針路210度()220度)速力5.5ノ
ット(6ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブフ
ル。乗員健康。

状況:気象情報提供ありがとうございます。昨日は、東北
東10ノット。風弱く、機帆走。20時のワッチでは:南
の水平線には南十字星が傾き、北天高く北の十字星ノーザ
ンクロス白鳥が飛んでいました。彦星も織姫星も輝いてい
ました。穏やかなワッチ。04時のワッチでは:まず、交
代前にレモネードを飲もうとお湯を沸かそうとすると火が
つかない。プロパンボンベのガス切れ。ペットボトルに保
管していた麦茶を飲む。次は、スコールが東から近づき、
驟雨。スコールが過ぎ去ったら、次は、後ろから頭を叩か
れる。何かと思って回りを見たら、コクピットに目玉を飛
び出した飛魚が転がっている。飛魚が頭にぶつかり、その
衝撃で目玉が飛び出したと理解。顔面でなくてよかった。
ラッキー。干物にして明日の昼の肴になる。次は、東から
吹き出す。風速15ノット。うねりも高まりいよいよ高気
圧の影響範囲入りました。エンジン停止。このまま、ヌー
メアまで一気に進める。程ほどに吹いて欲しい。波乱万丈
のワッチ。昨日12時に時計を1時間遅らせる。ニューカ
レドニアの日本との時差2時間jにあわせました。皆さんの
生活のリズムに近づいています。さて、昨日の朝食はチャ
ーハンに野菜スープ。昼食は日清焼きそば豚缶入りにフィ
ジービールビター。
夕食はコンビーフ入りカレーライス。ナンディでの差し入
れのルーです。ありがとう」ございました。今朝の朝食は
豚缶入り長崎ちゃんぽんでした。
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h>海洋気象コンサルタント様よりウェザーインフォメーション
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おはようございます。
海況予想に変更はありません。明日9/19は南を通過する高気圧
の影響で風波やや強まる見込みですが、9/20以降は徐々に安定
する予想。小生、明日、明後日は洋上にいるため通信が出来な
いかも知れません。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いし
ます。貴艇のご安着をお祈りします。

2010年9月17日金曜日

9月17日

2010年9月17日(金09時LCT(06時JST)
位置南緯19.6度東経174.3度。天候晴。風向東。
風速10ノット。波高1m。気温30度。気圧1014mb。
針路215度(235度)。速力3.5ノット(4ノット)。
タックポート。メイン2ポイントジブフル。乗員健康。

状況:
昨日は、我々以外の生き物を見ました。海がめの子供です。
昨日の午後、左舷前方から薄茶色をした長さ50センチぐら
いのものが近づいてきました。木切れかなと思って見ている
と、形が変です。真横まで来て海がめの子供だとわかりまし
た。急いで、カメラを出しましたが、とき既に遅く、海しか
写りませんでした。残念。波が収まりました。ということは
風も落ちたということ。風速12ノット。船速4ノット。穏
やかな天候もあとわずかだそうですので、ゆっくりと南太平
洋の海を眺めます。ニューカレ情報を調べました。例のるる
ぶD6版でです。ヌーメアとアンスヴァタの位置関係がわかり
ませんでしたが、海図の地形と照合し、確認できました。博
物館、動物園、植物園、水族館あり。楽しめそうです。JTB
トラべランド東大阪イトウヨウカドウ店で頂いたリーフレッ
トに載っているリビエル・ブルー州立公園もよさそうです。
紺碧の海は今目の前に広がっています。島は無く海だけです
が。空から見る景色が一番かも知れません。きれいな珊瑚礁、
水深によって色が変わる海。しかし、それは危険な水域です。
さて、昨日の昼食はコンビーフキャベツ炒めにヴァンダマリ
ーナで仕入れたパンにビール。夕食は豚肉入りクリームシチ
ュー。今日の朝食はソーセージ入りチャーハンでした。
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h>海洋気象コンサルタント様よりウェザーインフォメーション
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おはようございます。メール受信順調です。
9/18以降は、やや風が強まり、15-20kt(一時ややこれを
超えることも)、波高も3m前後となります。残りわずかで
すが、安全航行を願っています。本日は9/19/00UTCの予想
天気図を添付しますのでご参照ください。

2010年9月16日木曜日

9月16日

2010年9月16日(木)09時LCT(06時JST)
位置:南緯18.5度東経176.0度。天候快晴。風向東。
風速16ノット。波高2m。気温31度。気圧1013mb。
針路237度。速力5ノット(6ノット)。タックポート。
メイン2ポイントジブフル。乗員(3名)健康。

状況:
気象情報提供ありがとうございます。昨日、07時30分、
出国手続きのためヴァンダマリーナを出港、ラウトカ港に向
かう。ラウトカ港クウィーンズワーフにあるREVENEW&
COSTUMEで手続きを済ませ、12時、出港。ナンディ水域を
南に航行。懐かしいヴァンダマリーナの沖を通過しました。
17時、ナヴラリーフを通過。リーフに砕ける波に緊張しま
す。コースを237度に取る。イルデパン(パンの島)の南
を通過する計画。時間調整をしないでヌーメア港外まで到着
するため。暮れ行くヴィチレヴ島、マロロ島を眺めると、ハ
ワイ、タヒチと同じようにフィジーでお会いした方々が目に
浮かびます。大使館の方々、ジャイカの方々、留学生の方々、
ありがとうございました。風は15ノット程度なのにうねり
は高く感じます。マリーナの静穏な泊地から体がまだなれて
いません。3日したら慣れるでしょう。満天の星空です。針
路目標にビーナス、ビーナスが沈むとさそり座のアンタレス。
船首目標があるのと無いのとでは走りやすさが違います。照
明の無い暗闇の道で前の車のテールランプが見えるのと見え
ないのとの違いです。さて、昨日の朝食はそうめん。乾麺は
航海中は入港直前を除きしません。水を多く使います。昼食
はゆで卵、サラミにパン。フィジービールビター。夕食は、
ナンディーのお肉屋さんで買った豚肉の生姜焼きとご飯でし
た。今朝の朝食はお茶漬け。梅干に海苔でした。
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h>海洋気象コンサルタント様よりウェザーインフォメーショ
h>ンをいただきました。転載させていただきます。
h>Blog表示の都合で一部改行加えてます。
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おはようございます。メール受信順調です。
9/17UTCまでの海況は現在と変わりません。9/18UTC以降、
予想通りニューカレの南を高気圧が東進する見込みです。
風はやや南分が入り、風速 15-20ktの間。波高は3-3.5m。
ご安航をお祈りします。
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h>上記略図のマイル表示は1マイル=約1.6kmの陸上での
h>一般的な表示です。船舶では1マイル=約1.8kmのノー
h>ティカルマイルが使われますので、ご注意下さい。
文頭"h>"はBlog投稿のhsgwが付け加えた文の意味です。 

2010年9月15日水曜日

9月15日

2010年9月15日(水)06時LCT(03時JST):
ヴンダマリーナにて

出国手続きにラウトカ港行く必要があり買い物はその時にする
ことにして、昨日は一日休養日。午前中は昼寝。午後近くを散
歩。マリーナの東側を海沿いに歩く。マリーナの東隣はリゾー
ト施設でした。その隣は分譲地。50区画ぐらいあり、海沿い
はおよそ10区画。5区画には既に家が建っています。素晴し
いロケーションです。ママヌザ諸島に沈む夕日を眺めながら時
を過ごす。そんなこともいいなあと思いました。常に津波の心
配はありますが。マリーナの入口にブタンガスの貯蔵施設があ
り日本製シリンダー5キロでも持ってくれば充填するとのこと。
買い物の手伝いに車で奈緒さんとみのりさんが来られました。
買い物は明日ラウトカですることにしましたから、マリーナに
停泊しているヨットを見ながらの散歩になりました。さて、昨
日の朝食はざるうどんにトマト。昼食は牛肉玉葱炒めにキャベ
ツの千切りにヒナノビール。タヒチの香りがサザンクロスから
なくなりました。フィジー最後の夕食はマリーナのレストラン
で。シーフードバスケット、ピザ、フライドポテト、シーザー
サラダ、それにヴァノビールで乾杯しました。


9/19ニューカレドニア付近の波高を予測した図です。
株式会社気象海洋コンサルタント様よりご提供いただいてます。

2010年9月14日火曜日

9月14日

2020年9月14日(火)07時LCT(9月14日4時JST):
ブンダマリーナにて

昨日午前、ラウトカの税関入管事務所に行きました。入港と出
国の手続きをと思っていたのに、出国手続きは出国の1時間前
から、しかも、船がラウトカの錨地にあることとのこと。結局
、入港手続きのみになりました。ラウトカの街で、マリーナで
陸電を引くための接続プラグを購入し、昼食。午後はフィジー
博物館でお知り合いになった裕さんにナンディーのデナラウ地
区を案内していただきました。ホテルあり、ゴルフコースあり
、そして港あり。ポートデナラウにはヨットも停泊していまし
たが、ヤサワ諸島、ママヌサ諸島へのターミナル。大型高速船
からモーターボートまでが桟橋から離発着しています。諸島の
リゾートで宿泊する旅行者はナンディー空港から送迎バスでタ
ーミナルまで来てボートに乗り換えリゾートに向かいます。ロ
ングクルーズのセイルボートが補給休養する雰囲気ではありま
せんでした。ナンディの街に行き夕食。夕食はサザンクロス乗
員3名、裕さん、桃さん、それに裕さんがお誘いした新潟の奈
緒さんと大阪のみのりさん。お二人は、ナンディに留学中。な
んと、このお二人とはスヴァでお会いしていました。スヴァ入
港の翌日、スヴァの街で道すがら日本料理店「大黒」の場所を
尋ねた方々。こんな偶然もあるものかとお互い驚きました。さ
て、昨日の昼食は、ラウトカのカレーショップでラム、チキン
のカレーにナン。夕食は中華料理店「渤海」で、餃子2種、煮
込みレタス、麻婆豆腐、牛肉ピーマン炒め、イカリング、いん
げん豆てんぷら炒め、チャーハン2種。デザートにアイスクリ
ームを頂きました。美味しかったです。


丁稚氏撮影

2010年9月13日月曜日

9月13日

2010年9月13日(月)07時LCT(04時JST):
ヴィチレヴ島(本島)ヴンダマリーナにて

08時30分、抜錨。風が無く鏡のような海面。昨日と違う南のパスから出ることにする。リーフが続き、海図記載の立標がない。三角印の立標をパスを示す標識と判断し、微速前進。水深がどんどん浅くなり、リーフが海底に現れる。水深を確認しながら海図とGPSで慎重に進む。水深が深くなり、リーフをパスした模様。針路を西に向ける。クルーズコースは、マロロ島の西のママ島を回り、マロロ島の北に広がるカラウニロロリーフ、カラウナウアリーフ、エタイ島、ウルヴカ島の北を通ってヴィチレヴ島のヴンダマリーナに入港するコース。水深は30m~70m。リーフに砕ける波やママヌザ諸島の島々の景色を眺めながら航行していると、水深計の表示が8mになっている。海図には浅瀬の記載はないし船首で砕けた波の泡を水深計が拾ったと思ったが、下を見ると珊瑚礁が見える。えっ!フルアスターンで船を止める。水深が浅いところは薄緑色になるのにそのようなところは周囲には見えない。どちらに進むか決めかねているうちに、水深が再び深くなる。よくよく海図を見ると、+マークがあるところを通過した。浅瀬ありのしるし。これからは+マークに注意しよう。以後のコースにはそのようなマークはない。というより、水面には現れない珊瑚礁の中を航行することになる。正午、ママ島の北端を通過。針路を東に向ける。北の風が出て来た。帆走開始。右側に、サンドカイ島が太陽に白く輝いている。ビーチパラソルにリクライニングチェアを置いたらどこかのポスターで見たような風景になる。14時、珊瑚礁の海域を通過。針路を100度に向け、ブンダマリーナに向かう。アビームでの快走。近づくと、ヨットのマストが見える。モーターボートが川のような狭い水路を通って出てくる。VHFでブンダマリーナとコンタクトできた。狭い水路を横風を受けて進む。流されないように慎重に。サザンクロスはアウトラダーでかつ舵面積が大きいので舵効きはいい。水路を通り抜けると丸い形に掘り込んだ泊地になっている。岸に沿ってヨットが船尾ブイ、船首岸壁に係留している。泊地の中央にオレンジブイがある。マリーナの職員がサザンクロスの係留場所を指示し、モーターボートで船尾索をブイにとってくれる。16時、ブンダマリーナに舫いを結ぶ。船上の片付けをしていると、岸壁から声をかけらtれました。「アーユージャパニーズ?」。伊丹の美沙さんと知沙さん。ラウトカに語学留学で来られているとのこと。ブンダマリーナは、電気、水道、トイレ、コイン洗濯機、温水シャワー、マリンショップあり。必要とする設備はすべてそろっています。海に面して洒落たパン(パンの木の葉)葺き屋根のレストランもあります。ママヌザ諸島に沈む夕日を眺めながら夕食。格別です。リゾート気分に浸りました。さて、昨日の朝食は十割そば。昼食は煎餅、チーズソーセージ、クラッカーにはヒナノビール。夕食は魚のフライ、フライドポテト、ピザそれにフィジービールビター。今日の朝食はそーめんです。

ブンダマリーナwebサイトへのリンク(click)

2010年9月12日日曜日

9月12日

2010年9月12日(日)07時LCT(9月12日04時JST):マロロ島(南緯17.8度東経177.2度)にて
今、マロロ島とマロロライライ島がつくる入り江に錨白しています。これら二つの島は潮が引くと砂浜でつながります。停泊しているヨットの数はなんと50隻。すごい景観です。昨日は、ナンディー湾に入ってからマロロライライ島の東端のブラックロック灯台とその南の島の灯台の間を通過してリーフの中に入る計画で接近しました。ところが灯台がひとつだけしか見えない。近づいて様子をみるとブラックロック灯台でした。とりあえずブラックロックに沿って進行していると。観光客を乗せたカラマランがすごいスピードでサザンクロスの右後方から左前方の方向に近づいてきました。そのカタマランの進行方向を見ると、薄緑色の海面がありボンテンブイが見えました。島と思っていたが潮が高くなると沈んでしまう干出岩でした。環礁の中の水路を海図記載の標識に沿って航行。水がきれいで、暗礁はよく見えます。スヴァでのグーグルアースで見たヨットが多数停泊しているマロロ島とマロロライライ島の入り江に入る。海図には水深が記載されていないので水深計で水深を確認しながら、停泊しているヨットの間に岸に沿って錨を下ろす。岸といっても潮が満ちれば隠れてしまう。水深の変わる境界にはボンテンブイが浮かんでいる。水深16m。錨鎖を伸ばしていくとヨットに接近しすぎたので、抜錨し、再度、投錨。錨に泥がついていないので底質は砂のよう。錨鎖を55mまで伸ばす。リゾートホテルが見える。岸は砂浜。椰子の木が茂り、南の島のイメージそのままです。潜って、舵、プロペラ、キールの点検。状況に変化なし。小さい貝殻が船底についている。タハア島で藻がついていたので潜って底洗いした後についた模様。底洗いしたときにペイントが落ちたためか。さて、昨日の昼食はそうめん。夕食はすき焼き。スライス肉が手に入らないのでステーキ肉を細切りにして使用。白菜、玉葱。豆腐は買い忘れました。今日の朝食は信州十割そばです。今日は、ママヌザ諸島を巡ってヴンダマリーナに向かいます。

2010年9月11日土曜日

9月11日

2010年9月11日(土)10時LCT(9月11日7時JST)
昨日08時スヴァ港を出港。ママヌザ諸島を回り、ラウトカ港へ。14時、ヴィチレヴ島とベオアラグーンの間の水路を通過。東の風に乗って、雨雲が次から次に来る。雨雲が通過するたびに大粒の雨が降ってくる。視界も悪くなり、水路の通過は例によって、GPSの位置を海図落として自船の位置を確認しながら進む。夜半、ヴィチレヴ島の南西海域に入ったためか、雨雲が少なくなる。久々に、星空の中のクルーズ。南十字星が横になっている。しかし、鮮やか。西海岸に周り、夜が明ける。いつものように海で見る朝焼けは感動的。08時30分、ナヴラリーフを通過、ナンディー湾に入る。現在、ナンディー湾を北上中。さて、昨日の昼食は、最後のスルメとビール、豆乳フレーク。夕食は秋刀魚丼と味噌汁。今日の朝食はミロとビスケットでした。

2010年9月10日金曜日

9月10日

2010年9月10日(金)06時LCT(9月10日03時JST)
:ロイヤススヴァヨットクラブにて

昨日の午前はスヴァ港出港の手続きをキングズワーフの税関事務
所で行いました。享さんが乗船するのでクルーの追加を行いまし
たがスムースに終了しました。次は、食料の買出しです。マーケ
ットは結構広く、100店以上ありそうで、それぞれがテーブル
の上に野菜、果物を並べています。新鮮で安いのでスヴァの人々
は皆ここで買うそうです。日持ちする野菜、人参、キャベツ、生
姜はヌーメアまでの2週間分。白菜、葱も買いました。玉葱、肉
、卵、ビールは道路を挟んだスーパーで購入。ひとまず、クラブ
に戻り、食料品をサザンクロスに積み込み再度上陸。「シンカレ
ーハウス」にて昼食。午後に余裕ができたので、フィジー博物館
へ。ダブルハルのカヌーの実物展示には圧倒されました。博物館
で、福岡から来ている裕さんと桃さん、北海道から来ている紀さ
ん、美湖さんに会いました。公文のナンディ校で勉強されている
とのこと。MSCCで買い物。当分日本食は食べられそうに無いの
で、スヴァ最後の夕食は日本料理店「大黒」で。てんぷらに熱燗
、そして好物のカツ丼。ステーキも美味しかったです。大黒の裕
梨さん!ご馳走様でした。さて、昨日の朝食はざるそば、昼食は
カレーにロティ(ナン)でした。フィジーではカレーを堪能しま
した。

2010年9月9日木曜日

9月9日

2010年9月9日(木)06時LCT(9月9日3時JST):
ロイヤルスヴァヨットクラブにて

昨日午前は、合流する享さん (丁稚1号さん)のスペースを
サロンにつくるためバウのスペースを整理しサロンに置いて
あった道具類を移動。街に出て、「首都大酒楼」にて昼食。
午後、ブチレヴ島の南東海岸を眺めながらバスで4時間かけ
てナンディ空港からスヴァに到着した享さんと合流。インタ
ーネットカフェーにてグーグルアースでママヌザ諸島マロロ
島に錨泊しているヨットを探し、錨泊場所を確認。その語買
出し。一時帰船し再度上陸。「マヤダバ」にてインドカレー
の歓迎夕食。今日は、出港手続きと生野菜の買い出しをしま
す。時間があれば(手続きが円滑に進めば)、フィジー博物
館にも行きたい。さて、昨日の昼食はナム茶。鶏、豚、牛の
肉、野菜、焼きぞば。夕食は、カレー6品、ナン3品、それ
にハウスワインでした。昼食、夕食とも2度目の店で店員さ
んも覚えていて、居心地よく食事をしました。

2010年9月8日水曜日

9月8日

2010年9月8日(水)07時LCT(9月8日04時JST):
フィジーロイヤルスヴァヨットクラブ

状況:昨日の午前中は、これからのスケジュールを立てました。
スバを10日朝出港し、一昼夜かけて11日午前ママヌザ諸島の
マロロ島に着き、錨泊。12日は付近をクルーズ。13日朝を出
港し、ブンダマリーナに係留。14日出国手続きを行い、15日
ニューカレドニアヌーメアに向け出港。ヌーメア到着予定は23
日木曜日。(パペーテでもスヴァでも入国手続きのできない週末
の入港でした。)上陸し、航海に必要な海図4枚を購入。昼食。
市街地探索。クラブに戻る。クラブの桟橋は水深が浅く満潮を狙
っての接岸になります。16時移動。桟橋にて、燃料と清水を補
給後、再度、錨泊。ステイトラブルはサイドステイのマスト取り
付け金具の破損。マリンショップにステイの製作を依頼していた
ものが出来上がってきたので、サザンクロスに取り付けました。
これで、出港の準備は整いました。ブログ製作者の丁稚1号さん
が今日08時ナンディに到着します。丁稚1号さんはスヴァから
ンヌーメアまで同乗します。その間、ブログの航海図を製作した
長さんがブログを更新してくださるそうです。毎日、このブログ
を下関で見ているとおっしゃられている方もいらっしゃいます。
ありがとうございます。再度、夕食のために上陸。まず、クラブ
にて生ビールを飲みのどを潤してから、スヴァの街に出かけまし
た。ブログ原稿を作っている間も、雨が降ってきました。今は雲
間から日が射しています。スヴァは昼も夜もこんな天気です。日
が射したり雨が降ったりです。異常気象でしょうか。日本は記録
破りの天候だそうですね。皆様、体調にはお気を付けください。
さて、昨日の昼食はコンドンストリートの「シンカレーハウス」
にてカレーとナン。クラブ内のマリングッズショップの店員さん
に聞いた3軒目のカレーレストランです。3軒すべてトライしま
した。。夕食は、ご紹介いただいた「ニューサザンクロスホテル
」 6階の韓国料理店にてメニューナンバー02のHOEMUCHIM
(マグロのチリソース和え)、野菜の煮込みとジンロ。今日の朝
食は、長崎ちゃんぽんです。朝は肌寒く、温かいものが欲しいで
す。

2010年9月7日火曜日

9月7日

2010年9月7日(火)06時LCT(9月7日3時JST):
ロイヤルスバヨットクラブ
状況:いつも風が吹いていて、肌寒く感じ、ウィンドブレーカー
を着て街を歩きますが、街を歩いている人々は、皆、半袖。昨日
は、検疫、税関、フィジー内クルーズの許可の手続きを済ませま
した。どこにそれらの建物があるかわからず、聞きながらの行動
で、しかもオフィスの昼休み、担当官不在などで、すべて終える
のに、朝の8時半から午後の2時半までかかりました。結局、入
国手続きは4日に済んでいたので、■キングスワーフの税関で入
国手続きを行い、(48時間前にカスタムへの入港通報をしなか
ったことで手間取りました。次に来るときはメールかFAXで通報
するようにとフォーマットを渡されました。)■山手アミースト
リートのナモシハウスの健康局で検疫官のオーバータイムチャー
ジを支払い、■大統領官邸の近くの総務局でクルーズ許可を得る
という順に回れば午前中に済ませることができたでしょう。さ
て、昨日の昼食は、MHCCから少し坂を登った「カレーハウス」
で、カレーとナン。夕食は大通りの「首都大酒楼」で中華。麻婆
豆腐、野菜に込みスープ、イカ唐揚げ。今日の朝食は、ニュー麺
です。

2010年9月6日月曜日

天気概況をいただきました

2010/9/6 1000JST

<概況>
30S、180E付近に高気圧があって東に進んでいます。
フィジー付近は、この高気圧の北縁で東よりの風が強くなっています。

<フィジー付近の予報>
8日頃までは、上記の高気圧の影響で東よりの風が強い状態が続く見込みです。
9日頃からは、ニュージーの北西方に移動してくる高気圧に覆われる見込みで風波とも徐々に弱まるでしょう。

*今後1週間の時系列図を送付いたします。
*時刻はUTCです。


9月6日

2010年9月6日(月)07時LST(9月6日04時)、スヴァ港
状況:昨日午前中はサザンクロスの点検。マストに登りハリヤード(マストについたセイルを引き上げるためのロープ)を点検、異常なし。12時上陸。スヴァのインドレストラン「マヤタバ」で昼食。午後は組沿いの道を散歩。途中、軟式ボールでノック練習をしているグループがいました。転がってきたボールを拾うと、「ありがとうございます。」の声。偶然にも、大使館、JAICAの方々にお会いする。スヴァでの食
料の買出し、食事のお勧めをお聞きする。いろいろとお世話になりありがとうございました。停泊中にトライします。MHCCにて、フィジアンウェアを購入。夕刻、待ち合わせしたパートナーと会えず、(結果的に待ち合わせ場所の思い違いでした)、クラブで合流。クラブの生ビールで無事を祝し乾杯。サザンクロスに戻りました。天候は曇り、晴れ、時々雨。曇りの時間が長い。スヴァではこのような天気が一年続くそうです。さて、昨日の昼食は、カレーとナン、それにフィジービールゴールド。夕食は屋台で買ったカバ(たろいも)、マトン、ソウセイジ、卵の焼きそば、それにフィジービールビター。今日の朝食は卵入り長崎ちゃんぽんでした。

2010年9月5日日曜日

9月5日

2010年9月5日07時LCT(5日04時JST)
位置南緯18.1度東経178.4度(ロイヤルスバヨットクラブ錨地)天候晴。(久々の好天です。)気温。乗員健康。
状況:昨日12時にスバ港のロイヤルスバヨットクラブに錨泊しました。「タヒチからフィジーまでの第3レグは、貿易風を受け南十字星を眺めながらのセイリングをしたいというずっと持ち続けてきた夢を実現する航海です。それが叶いました。さまざまな気象海象がありました。今振り返ればなつかしく思います。パートナーを始め、家族、親戚、支援していただいた皆様方に感謝しています。本当にありがとうございました。日本に戻る来年の初夏まで9ヶ月あります。安全なそして楽しい航海を続けます。これからもよろしくお願いします。」ゴムボートを膨らませ、入国の手続きをしようとクラブハウスに行きました。土日は官庁が休みのため手続きは月曜日になるがオーバータイムチャージを払えば今日でもできるということなのでそのようにお願いし船で係官の訪船を待ちました。15時、検疫、入国管理、税関の5人の職員が来船し、一応、上陸するための手続きは済みました。最終的な手続きをするために月曜日にそれぞれのオフィスに来るように言われましたが、これで上陸ができます。ヨットクラブの職員の対応は皆、親切です。マネージャーに大阪北港ヨットクラブ会長からのメッセージとペナントを渡し、当ヨットクラブのペナンとをいただきました。コモドールから会長にメールを送ると言っていました。クラブハウスの天井には100を越えるペナントが並んで吊るしてあります。その中のひとつにOHYCのペナントも加わることでしょう。ヨットクラブからスバのダウンタウンまで歩いて15分くらいでした。人が街にあふれエネルギッシュな雰囲気です。マーケット、商店、露天屋台が大通り並び、食材、食物が豊富で、しかも安く手に入ります。一番大きなマーケットというMHCCの3階で夕食。海老、ラム、鶏、魚の4種類のインドカレーを試しましました。スパイスが効いていて辛かった。停泊中の食料を買いタクシーでクラブに戻りました。クラブにはレストランはありませんが飲物は出しています。カウンターやテラス、芝生のテーブルに多くの人が集い、歓談していました。タクシーも安いので、停泊している外国からのヨットはタクシーで街に出て食事をしクラブに戻ってまた一杯やるという行動パターンを取るようです。クラブの生ビールも安くてうまい。我がサザンクロスも同じようなパターンになりそうです。さて、昨日の昼食は食べ忘れました。夕食はカレー。今日の朝食は新鮮なねぎ、卵を使った釜揚げうどんでした。タヒチに比べて寒い。夜はウィンドブレーカーが必要です。akisega様、コメントありがとうございます。

2010年9月4日土曜日

9月4日・スバ

2010年9月4日(土)12時30分LCT(4日09時30分JST)
とりあえず、スバヨットハーバーに錨泊しました。

9月4日

2910年9月4日(土)08時LCT(9月4日05時JST)
位置:位置南緯18.2度東経178.7度。(昨日16時に180度線を通過しました。)天候薄曇り。風向南東。風速14ノット。波高1.5m.。気温28度。気圧1017mb。針路230度(220度)。速力4.5ノット(5ノット)。セイル無し。エンジン1900rpm。乗員健康。
状況:昨日00時、ワイラギララ島を通過後、進路240度で進む。ヴァヌアレヴ島の東にあるタヴェウニ島の東を、ヤカタ島、ヌクトル島の西を通り、ガウ島の南端を目指す。東南東17ノットの風の中、クローズドリーチ6ノットで快走していました。絶好調。しかし、14時、サイドステイにトラブルが発生。急遽、揚げていたメインセイルとストームセイルを下ろしました。向かいの風で、機走しても速力が上がらないため、急遽、計画を変更し、ナイライ島の北を、カカウモモ島の南を、バチキ島の北を、ワカヤ島の南を抜け、ヴィチレブ島スバの東のナシライリーフ灯台に向かうコースにしました。ガウ島の西側を走るコースです。狭水道の通過が夜の航海で、昨日に続いて、GPSと海図とを比べて針路を決め、かつ、修正しながらの航海になりました。20時にナイライ島に接近してから02時にワカヤ島を抜けるまでの6時間は2人当直です。水路が屈曲するバチキ島には海図に灯台の記載はあるものの点灯しておらず、島影をレーダーで確認しながらの航行となりました。途中、前方をフェリーが2隻通過していきました。スバからラウトカへの航路になっているようです。天候は曇り。暗闇の航海。しかし、水路を抜けた途端。突然、西の空が晴れ、銀河の中をさそり座が沈んでいく姿が現れ、感動的でした。夜明けの太陽がガウ島の上から昇り、茜色に染まった雲も綺麗でした。2,3日目前から、フィジーに近づくにつれ、雲が広がり、スコールもあり、涼しく、タヒチと比べて気候が違うのかなと思います。今、ナシライリーフを通過してます。今日の昼ごろ、スバ港に到着します。後数時間ですが、最後まで、安全第一に航海を続けます。さて、昨日の昼食は日清焼きそばとビール。夕食はしょうが風味の肉じゃがとご飯。今日の朝食はこれからです。

2010年9月3日金曜日

9月3日

2010年9月3日(金)09時LCT(9月3日05時JST)
位置南緯17.2度西経179.7度。天候晴・。風向南東。風速15ノット。波高1.5m。気温29度。気圧1017mb。針路190度。速力5.5ノット(6ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブストーム。エンジン1950rpm。乗員健康。
状況:昨日は最悪の天候でした。南東20ノット。波高3m。全天、雲に覆われ、雨雲が定期的に通過。そのたびに驟雨で、ずぶ濡れ。スコールが近づいて来るのが判るけれど次から次へと来るので逃げようが無い。そのまま、突っ込んでいきます。そして、波も、南東からと北東から来て二つが重なり合ったところに三角波が立ち、それに突っ込むと海水がコクピットまで入ってきます。夕方、ようやく、明るくなり、スコール帯を通過した模様。でも、全天雲に覆われている状況が続く。ヴィチレヴ島スバ港に入港するためには、ヴィチレヴ島から150マイル東のリーフ帯を通過しなければならず、ミッドナイトの通過になるため、灯台のあるワランギララ島とヘモレルクリーフとの間を通過する計画。真横からの高波で針路が定まらない中、幸運にも南西の水平線の雲がきれていて、ビーナス(金星)と南十字星だけが輝いています。「サザンクロス」を見守ってくれているように思えました。南十字星を横にビーナスを船首目標に一路ワランギララ島の灯台を目指します。しかし、なかなか灯りが見えてきません。タヒチヌイのヴィーナス岬灯台は光芒(水平線より下の灯台から漏れる明かり)が見えてきたのに。そのうちに、南十字星もビーナスも水平線に沈み、暗闇の中、GPSの位置を海図に落としながら、接近。「ひょっとして、消灯しているかも」の予感が的中。灯りは見えず。何とか、ミッドナイトにリーフを通過しました。次の難関は、ヴィチレヴ島の50マイル東のナイライ島とガウ島です。北側の水路は島はありますが、海図には灯台が記載されているので北回りを計画していましたが、今夜のミッドナイトを通過になり、昨夜よりもっと狭い水路を抜けなければならないため、もし、昨夜と同様に消灯していれば、危険と判断し、波も収まってきたのと、エンジンも使用し速力アップも期待できるので、スバまで約20マイル距離が延びるのですが、計画を変更しガウ島の南を迂回することにしました。安全優先。明日の明るいうちにスバ港に入港できるでしょう。まだ、なにが起こるかかりませんが。さて、昨日の昼食は、荒天のため、ビールとピーナッツと豆乳フレーク、缶詰フルーツ。(いつもと同じパターン?)夕食はコンビーフ玉葱入りチャーハン、かつおぶし付き。今日の朝食は野菜入り札幌ラーメンでした。

2010年9月2日木曜日

9月2日

2010年9月2日(木)09時LCT(9月2日05時JST)
位置南緯16.1度西経17.6度。天候曇り。風向南東。風速16ノット。波高2m。気温28度。気圧1015mb。針路230度(230度)。速力6ノット(6.5ノット)。気温28度。気圧1015mb。タックポート。メイン2ポイントジブフル。乗員健康。
状況:昼はよいよい夜は怖い。アフタヌーンCDコンサートは中島美幸さん。北西10ノットの風の中、穏やかな昼下がりでした。ビールもうまいし。ところが、夜は一転、厳しいコンディションになりました。北西の風で機嫌よく南南西に向けスターボードタックで走っていると、ピカピカと稲光を光らせながら真っ黒な雲の塊が北西の風に乗って右前方からどんどん近づいてきました。万一、雷が落ちたら、逃げなかったことを後悔するだろうと思い、タックを変えコースを北に向け、やり過ごしました。次は、突然、南西の向かい風に変わり、驟雨とともに30ノットの突風が吹いてきました。目的のコースから外れても仕方なくメインを少し出し気味にしてポートタックのクロスホールドで西に向けひたすら耐えました。突風が収まると、次は、風が回りだしました。そして、バケツの水をひっくり返したような土砂降りです。日本を出て以来初めて経験する豪雨です。ジブを畳みメインを引き込み、エンジンを回して、針路を南南西に向け、ひたすら耐えました。次は、左真横の南東から風が吹き始めました。16ノット。ポートタックのアビームです。快調に走りだしたのですが、次第に波が高くなり、ローリングが厳しくなり、油断すると、針路が大きくそれます。めまぐるしい変化の中、4時間も舵を握っていると、集中力が落ちてきます。という訳で、本当に自然の中にいることを実感した夜のワッチでした。いいこともありました、塩がふいていたカッパがなめても塩辛くなくなりました。第3レグタヒチフィジーも残り250マイル。2日乃至3日になりました。今日の昼に1時間遅らせます。昨日は忘れていました。さて、昨日の昼食はチーズソーセージにビール。豆乳フレーク、缶詰フルーツです。ハワイのコストコでたくさん仕入れていました。夕食はニュージーランドコンビーフカレーライス。フィジーでは美味しいインドカレーが食べられそうなので、今航海では最後にします。今日の朝食はカレーちゃんぽん麺でした。

9月1日

2010年9月1日(水)09時LCT(9月1日05時JST)
位置南緯15.6度西経175.7度。天候晴。風向北北東。風速8ノット。波高1m。気温31度。気圧1014mb。針路250度(250度)。速力5ノット(5ノット)。タックスターボード。メイン2ポイントジブ無し。エンジン1900rpm。乗員健康。
状況:昨日はいつもどおり、晴で暑かったです。エンジンを回しているから船内はさらに暑い。昨夜は、一昨日と違って雲が全天の6割を占める天気。夜は大体そうです。一昨日がまれな日でした。しかし、銀河はくっきりと見え、白鳥から南十字星まで見ることができました。銀河は、陸の生活の中では見ることができない星屑の帯です。まさに天の川。未明にトンガニウアトウ島に達する見通しのため、昨夜のワッチは緊張しました。連れの海流が1ノット以上あり、船の位置が予定のコースから北側、島側に5マイル逸れ、島の中央を目指して進んでいる状況でしたので、島の南側を通過する計画を変更し島の北側を通過することにしました。5時、島の灯りを発見。海図を見るとリーフにぐるり囲まれており上陸する場所が見当たらないので、無人島と思っていたのに意外でした。「どんな島か?」。明るくなって島に到達できるように速力を調整し、接近しました。岩の島と思っていましたが、ライアテア島で見たような茂った森が海まで迫っている。牧草地のようなところもある。島の北側を島に沿って走り、朝食をとりながら風景を楽しみました。民家が数件見えます。どのような人々が住んでいるのだろうか。どのような生活だろうか。一箇所、水深が30m台のところがあり、そこに人口の防波堤が見えた。しかし、どれほど波をさえぎれるか疑問です。離れ小島での生活をお望みの方にお勧めです。昨日、西経175度を越えたので、8月31日はなく、今日を9月1日にしました。日本と同じ日になりました。今日の昼に、1時間遅らせ、日本との時差を4時間から3時間にします。次の島は南緯17度西経179度のWailagilala。島というか環礁です。灯台があります。船舶が往来する海域に入ります。200マイル先です。さて、昨日の昼食は、スルメ、チーズボール、豆乳フレーク、缶詰フルーツ。夕食はコンビーフ玉葱入り五目味チャーハン。コンソメスープ付き。今日の朝食は長崎ちゃんぽん。最後のキャベツ入りになりました。残りの野菜は、ジャガイモ、ハワイのコストコ産のものがまだ2個残っています。タヒチのカルフール産のものは手付かず。玉葱。人参。人参は皮をむいて冷蔵庫に保管します。残り半分です。なくなれば、まだまだ、乾燥野菜があります。

おわび

 丁稚出かけておりまして更新が遅れました。申し訳ありません。