2018年7月10日火曜日

2018年07月10日(火):本州北海道一周第3レグ終了・第4レグスタート(小樽⇒稚内⇒宇登呂⇒霧多布⇒函館)

◎第3レグ
・06月24日(日)06時由利本荘出港。11時秋田港入港。土崎地区は雄物川の河口に栄えた土崎港。北前船で運ばれた灯籠、五重塔、弁財天や船主が寄進した五百羅漢が残っている。

嶺梅院の弁天様(北前船船頭が寄進)
・06月25日(月)05時秋田港出港。12時能代港入港。男鹿半島先端の入道崎灯台は灯台50選の一つ。一昨年鶴岡で開かれた同窓会の前日にレンタカーで訪れたことがある。寒風山ドライブウェイも新・日本百名道に取り上げられている。この日の海は北の風が吹き荒れていた。能代では市役所の方々、地元の方々の歓迎を受けた。また、紙屋仁蔵の墓など北前船関連の史跡の案内を受けた。
寒風山と男鹿半島入道埼灯台
紙屋仁蔵のひきうすの墓石

・06月26日(火)04時能代港出港。15時陸奥湾三厩港入港。接近する低気圧を避けて深浦港を抜港し三厩へ入港した。夜は猛烈な風が吹き抜けた。
不老不死温泉

お岩木山
・06月27日(水):三厩港泊。低気圧の強風が吹き続けた。その中、竜飛埼にいった。写真では風の強さがわからないが、被写体に向けたカメラが定まらない。展望台に上がるも立っていられないほど。
竜飛埼灯台


竜飛埼からの日本海
・06月28日(木)04時三厩港出港。11時陸奥湾川内港入港。川内港は蟹田港と並んで加賀瀬越の大家家の弁財船の造船場があったところ。熊野宮の前を弁財船が通過するとき一回回って敬意を表したという。
川内熊野宮からは海が見える
・06月29日(金)06時川内港出港。10時陸奥湾野辺地港入港。野辺地には塩飽のゆかりの地がある。海中寺には塩飽衆の墓石も並んでいた。
 


燈明台とみちのく丸

海中寺の手洗い石
・06月30日(土)05時野辺地港出港。10時青森港入港。抜港した深浦港に行き加円覚寺を参拝した。円覚寺には、船員が海難救済の感謝の意を表して奉納したちょんまげの絵馬が多く残っていた。
深浦の円覚時

重文の弘前城
・07月01日(日)05時青森港出港。07時蟹田港入港。08時蟹田港出港。11時三厩港入港。
蟹田港に一時入港し、蟹田熊野宮を参拝した。台風7号が接近してくるとの予報から4日中に小樽に入港すべく、松前を抜港し次港は江差港に決め、航海距離を短縮するために青森港停泊を1泊にして三厩に移動した。再度、好天の竜飛埼を訪れた。

蟹田大家家内の熊野宮

石川さゆり津軽海峡冬景色の歌が聞こえるモニュメンントにて
 
・07月02日(月)04時三厩港出港。11時江差港入港。江差町長の表敬を受けた。職員、学芸員の方、そして開陽丸保存会の方々の案内で史跡を訪れた。
開陽丸

旧中村家住宅にある北前船で賑わう江差港の屏風
・07月03日(火)04時江差港出港。14時寿都港入港。
現存するにしん船
・07月04日(水)04時寿都港出港。15時小樽港入港。積丹半島の山々は深い霧に覆われていた。今後の北海道の航海では霧が深いだろうな。
積丹半島北西端のカムイ岩

積丹半島沖合で遭遇したイルカの群れ
・07月05日(木)小樽港泊。日和山灯台を訪れた。喜びも悲しみも幾年月の最後のシーンのロケ地と記憶しているがどうもしっくりしなかった。小樽運河沿いの倉庫群や住吉神社の大鳥居を見て、改めて、北前船船主の財力と神仏への帰依を深く感じた。
日和山灯台

大家家と広海家が寄進した住吉神社の大鳥居
◎第4レグ
07月13日(金):小樽港⇒留萌港
07月14日(土):留萌港⇒遠別港
07月15日(日):遠別港⇒利尻島鴛泊港
07月16日(月):利尻島鴛泊港⇒礼文島香深港
07月18日(水):礼文島香深港⇒稚内港
07月19日(木):稚内港⇒
07月21日(土):    ⇒宇登呂港
07月23日(月):宇登呂港⇒羅臼峯浜港
07月24日(火):羅臼峯浜港⇒根室幌茂尻港
07月25日(水):根室幌茂尻港⇒霧多布港
07月26日(木):霧多布港⇒釧路港
07月28日(土):釧路⇒襟裳東洋港
07月30日(月):襟裳東洋港⇒
07月31日(火):       ⇒函館港

◎次回は8月8日に更新します。