2010年8月31日火曜日

8月31日

2010年8月30日(月)09時LCT(8月31日05時JST)
位置南緯15.2度。西経174.0度。天候晴。風向北東。風速10ノット。波高1.5m。気温30度。気圧1013mb。針路260度。速力5ノット。タックスターボード。メイン2ポイントジブフル。エンジン1650rpm。乗員健康。
状況:09時、風が更に落ち。低速が2ノットに落ちました。フィジースバ港まで残航が500マイルとなったので機帆走に切り替えました。このままで速力5ノットで、航海時間100時間消費軽油200リットル、20リットルポリ缶10本です。昨日から今日にかけての星空は今までに無く鮮やかでした。風が10ノットでうねりがわずかでショックコードで舵を固定しても数分間はコースを保てます。セイルがバックを打たなければそれでよしとして、南緯15度の夜空を仰ぎます。20時、北の空を見ると夏の大三角形。白鳥が銀河を南に向かって飛んでいます。その銀河は、天頂のケイローン(いて座)の弓、さそりの尾、南天のケンタウルス(半人半馬)の前足を浸して、南十字星に流れています。北の十字と南の十字を銀河が結んでいます。西の空には、まばゆいばかりのビーナス(金星)とそれに負けじと輝く麦の穂スピカを左手に持った乙女が水平線の雲間に隠れていきます。水平線に沈んで行く南十字星やビーナスを見送りました。東の空には秋の四角形。天馬ペガサス。乙女にかわりアンドロメダが昇ってきます。黄道12星座のうち、乙女座、天秤座、さそり座、射手座、山羊座、水瓶座、うお座が西から天頂を通り東の空に連なります。23時になると、下弦の月が昇ってきて星空ドラマの一時休憩です。次のワッチ。4時、4時間で空は60度回転します。東の空には、冬の星座オリオンが出てきています。この緯度ですとなぜか逆立ちするような動きになります。東の空は、星座というより星を眺めたほうが美しいです。「サザンクロス」は西に向かって進んでいるのでコクピットから東の空が良く見えます。北から南へ、明るい星が並んでいます。ぎょしゃ座のカペラ、雄牛座のアルデバラン、オリオン座のペテルギウス、リゲル。ふたご座のカストル、ポルックス。子犬座のプロキオン、大犬座のシリウス。そして、アルゴ船リュウコツ座のカノープス。カノープスは日本ではなかな見られませんが、南東の空高くシリウスと競うように輝いています。5時30分、東の空が白ずんできました。一日の始まりと言われる夜明けです。24時間交代でワッチを続けていると一日の始まりがどこかわかりません。日が昇り、日が沈み、星空が広がり、月が昇り、日が昇る。時はつながり流れていきます。最後に一言、「南天の星空を充分に満喫しました。いい夏休みでした。ありがとうございました。」さて、昨日の昼食は、スルメにビールに豆乳フレークに缶詰めフルーツ。夕食はそうめんに魚缶詰。今日の朝食は炊きたてご飯に焼き海苔、ふりかけ、野菜の煮物、わかめの味噌汁でした。


2010年8月30日月曜日

8月30日

2010年8月29日(日)09時LCT(8月30日05時JST)
位置南緯14.8度西経172.6度。天候晴。風向東南東。風速13ノット。波高1.5m。気温30度。気圧1013mb。針路245度。毒度3.5ノット(4ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブ無し。乗員権衡でなく健康。
状況:気象情報提供ありがとうございます。今後、北東というよりは北西風になりませんか?昨日午前、仮眠中、暑さで目が覚めました。Tシャツがぐっしょり。デッキに出て、バケツで海水を汲んでそのまま頭から5.6杯かぶりました。サッパリしました。天幕の下に入ると無いとは言っても風はあるので、すずしいというより肌寒くなり、体半分日向に出しました。午後、北太平洋高気圧帯以来のCDコンサートがありました。歌い手さんはテレサテンさんです。風が弱く、艇速伸びない中の一休みです。これから、しばらく風は期待できないようです。しかし、うねりはあり、サザンクロスは右に左に揺れてはいます。もう直ぐ9月、南十字星も夕刻から傾いています。夜半前には南の雲に隠れてしまいます。雨雲が生まれては通り過ぎ、雲と星空の繰り返しです。昨夜は右前方と左後方に稲光がありました。落雷だけは避けようがありません。ヨットに落ちたという話を聞いたことがありますが、サザンクロスには落ちないように願いたいものです。何しろ、衛星通信、GPS、パソコンなど電子機器頼りの航海ですから。ガーミン社製ミニGPSと海図とマグネットコンパスがあれば何とかなりますが。暗い道を自動車で走っているときに急に後方からヘッドライトに照らされて驚いたことはありませんか?それと同じように、後らから急に灯りに照らされました。「まさか、後ろに船?」とビックリして振り返ったら、月でした。隠していた雲が流れ、一気に全体が現れたのでした。下弦の月といってもその輝きはたいしたものです。さて、昨日の昼食はサラミ、チーズボールを肴に緑ビールと豆乳フレーク。夕食はコンビーフ肉じゃが丼。ハワイで仕入れたジャガイモがあと少し残っています。1個中半分近くは捨てましたが食べられるところだけでも3個使えば結構あります。今日の朝食は肉じゃが丼に野菜のマヨネーズ和え、わかめの味噌汁でした。今日も一日暑いです。


2010年8月29日日曜日

8月29日

2010年8月28日(土)09時LCT(8月29日05時JST)
位置南緯14.5度西経170.9度。天候晴。風向東。風速13ノット。波高2m。気温31度。気圧1012mb。針路255度。速力4ノット(4.5ノット)。タックポート。メイン2ポイント。ジブ無し。乗員権衡。
状況:今朝2時、アメリカサモアTutuila島の東の端の街灯りを視認。4時、島の南側に近づく。パゴパゴの街の明かりは背後の山の斜面にも伸び、まるで、タヒチ島のパペーテのように明るい。意外でした。昨日の午後は同じアメリカサモアのTa'u島、Olosega島を通過しました。タウ島の北東端に人口の建物があり人が住んでいるようです。島全体は樹が生い茂り、南岸の磯は白砂のようです。行くのは大変かと思いますが、いいビーチのように見えます。島の西端に高い白い建物がありますが、ホテルではないでしょう。どうやって行くのか難しいです。オロセガ島ですが、こちらも島全体が樹木で覆われ、人の気配は感じられません。次の島は、トンガNiuaTo'ou島です。300マイル先です。8月も終わります。あゆさんもゆうさんも夏休みはじゅうぶんに楽しみましたか?9月からの学校も楽しんでください。スコールが来て、大粒の雨が降ると、リーフしているセイルに雨水が溜まります。すこし冷たいですが、その水で行水ができます。昨日、パートナーが試してみました。海水と違いサッパリしたそうです。さて昨日の昼食はスルメとKOENINGS Bier。ポテトサラダ、豆乳フレーク。七味マヨネーズをつけたスルメを見ると、大阪築港中沢酒店に輝さんとよく行ったことを思い出します。皆さん元気にしておられるかなあ。夕食はハヤシライス。今日の朝食はハヤシライスに野菜のマヨネーズ和え、松茸味すましでした。


2010年8月28日土曜日

8月28日

2010年8月27日(金)09時LCT(8月28日05時JST)
位置南緯14.3度西経169.0度。天候晴。風向東。風速13ノット。波高3m。気温30度。気圧1015mb。針路240度(250度)。速力4ノット(4.5ノット)。メイン2ポイントジブ無し。乗員健康。
状況:気象情報提供ありがとうございます。昨夜は、星空観測どころではなく、月が出るまでにの約2時間は暗闇。ほとんど全天を雲が覆い、時折、スコールが通過する。突風だけのときもあれば、驟雨が来るときもあります。夜、ワッチの栄養補給にと、チョコボールとパイン飴をコクピットにおきましたが、驟雨が来たとき、蓋をしていないため雨でべとべとになると思い、しまおうと思って手に持ったらローリングしてコクピットにぶちまけてしまいました。深夜、ローズ島を通過。通過といっても、30マイル(1マイルは1.852km)離れているので、たとえ昼間でも見えません。大阪から友が島を見る感覚でしょうか。相変わらずの波です。右に、左にローリングしています。センターボードを90cm上げている状態ですので横揺れは大きくなりますが、水の抵抗が少なくなるのでその分速力は増します。と思っています。タヒチからの海図が3枚目になりました。最初は、4567ソシエテ諸島・南クック諸島、次は4630南クック・サモア。そして今は、4631サモア・トンガ。後、4638トンガ・フィジーです。そして、入港のための745スバです。残り800マイル。あと1週間くらいでフィジーです。目の前の島、アメリカンサモアマヌア島まで、20マイル。4時間です。島で思い出しました。タヒチでやり残したことがあります。上空からボラボラ島の北のツパイ島を見ることです。パペーテのヴァイマショッピングセンター内タヒチヌイラウンジで予約をしようとしましたが、今は、飛んでいないとのことでした。残念でした。船内に吊るしてある8月のカレンダーの航空写真を眺めます。(ツパイ島・ボラボラ島)さて、昨日の昼食はスルメを肴にヒナノビール(残りが少なくなってきました。フィジーには何ビールがあるでしょうか、楽しみです。)そして、豆乳フレーク。夕食は鶏五目飯。今日の朝食は鶏五目飯とサッポロ一番でした。


2010年8月27日金曜日

8月27日

2010年8月26日09時LCT(8月27日5時JST)
位置南緯14.0度西経166.8度。天候晴。風向東。風速20ノット。波高3m。気温30度。気圧1013mb。針路250度(260度)。速力5ノット(5.5ノット)。メイン2ポイント。ジブ無し。乗員健康。
状況:風も少し強まり、波も高くなってきました。高い波が北東と東から来ます。二つが重なってくるのでどちらかの波で船がローリングします。ブームを風下側にロープで引っ張りクリートで固定しているので、ブローチングしてメインがバックを打ってもジャイブはしませんがメインセイルに風が入ったときに2ポイントリーフしたリーチのクリングルにショックがかかるので、ブローチングしにくく180度風下ではなく少しのぼり気味にしていますが、ウェザーヘルムが強くなり風下側に舵を切り、旋回中に北東からの波を船尾に受けると、船が回りすぎてしまうことがあります。追っての帆走は神経を使います。この波の状態でのクローズホールドは難渋すると思いますので贅沢は言いません。(パペーテハーバーでヌーメアから来たという家族に出会いました。)ブログを見た方から連絡がありました。一昨日通過したスワローに錨泊したことがあるそうです。魚は大きく、海亀がたくさんいて、どの島でも海鳥が子育てをしていたそうです。環礁が低く外海からの波が環礁を超えて入っていたので、私は遠慮しますが、グーグルアースを見てその気になられた方はおられますか?月が少しずつ欠けてきました。月の出も少しずつ遅くなります。宵に星空を見られる時間が長くなります。タヒチフィジーの半分を超えました。南緯14.5度西経168.2度にAMERICAN SAMOA Rose Islandがあります。今の位置から左20度80マイルになります。今日の深夜の通過になります。その先70マイルは MANUA ISLANDSです。明日の昼頃です。さて、昨日の昼食はヒナノビールにナッツ。最後になりました。ご馳走様でした。それに豆乳フレーク。夕食は、コンビーブ、玉葱、キャベツ入りチャーハン。卵なし。使い切ってしまいました。今日の朝食は豚ハム、キャベツ、人参入り長崎ちゃんぽん。大阪此花伝法のライフで仕入れたものです。

2010年8月26日木曜日

8月26日

2010年8月25日(水)08時LCT(8月24日04時JST)
位置南緯13.7度西経164.6度。天候晴。風向東。風速17ノット。波高2m。気温30度。気圧1012mb。針路240度。速力6.5ノット。タックポート。メイン2ポイントジブフル。乗員健康。
状況:気象情報提供ありがとうございます。昨日、同じ天気が続きますとメールし、コクピットで潮風に吹かれながら仮眠をしていると、突然、スコールがきました。天幕を張っているので直接は当たりませんがローリング(横揺れ)をするたびに溜まっている雨水がこぼれ、デッキに当たったしぶきがかかります。冷たくないのでいいとして仮眠を続けました。涼しい。12時、タックを変えて南西に針路を変更。15時、スワロー島を視認。環礁は砕けた白い波が見えるだけ、5,6島が輪のように並んでいます。最大が紀伊水道の伊島くらい。深い緑ではありませんが樹木が茂っています。雨水を飲み水にロビンソンクルーソーのような生活ができそうです。昼前から風が出て、今までずっと吹き続けています。フィジーまでのコースは255度ですが、セイル2枚で230度乃至240度で快走しています。まっすぐに行ったら次の島はトンガババウ。600マイル先です。満月が西の水平線の雲間に沈むと同時に東の水平線の雲間から太陽が昇ってきます。いい感じです。日が昇ると、日光が背中を直撃するので暑く汗が出てきます。後ろには天幕はありません。タヒチフィジーの2/5を過ぎました。さて、昨日の昼食はタヒチヒナノビール、ナッツ、豆乳フレーク、それに缶詰白桃。夕食は、ロースとビーフカレーにボラボラ島のスーパーで仕入れた5リットル箱入り赤ワインを少々。今日の朝食はカレーうどん。ハワイコストコで仕入れたV8野菜ジュースは毎朝飲んでいます。

2010年8月25日水曜日

8月25日

2010年8月24日(火)09時LCT(8月25日05時JST)
位置南緯12.9度西経162.6度。天候晴。風向東。風速11ノット。波高1.5m。気温32度。気圧1012mb。針路270度(進路280度)。速力4ノット(5ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブ無し。エンジン1650rpm。乗員健康。
状況:風が弱いです。速力が3ノット以下になったので、昨夜24時にエンジンを回しました。明るいうちに環礁スワローを通過したいためです。暑い。船内は蒸し風呂です。パソコンを打っていてもジワーと汗が吹き出てきます。電子機器を塩害から守るためできるだけ締め切っています。波、風、雲、太陽、星。一日がまったく一昨日と同じように過ぎました。違ったことは、月が満月になったこと。食事のメニューが同じものもあるけれど少し違うこと。たまらずにエンジンをかけたこと。レースではないので安全のため、航程短縮のため、必要に応じてエンジンを使かいます。環礁スワローを通過したらまた帆走です。いろいろなかたからブログ投稿をいただいています。ありがとうございます。サンザンクロースルと言われた酔人漫(なんてお読みすればよいのでしょうか。)さん、こばんさん、ありがとうございます。時たま、N娘(私の娘だと思いますが)さんからもありました。風が強すぎる苦労でも、風が無さ過ぎる苦労でも、楽しんでいます。トレードを快走することを夢見ていましたが、船が波に揺れてメインセイルがバタンコバタンコ言っています。タヒチフィジーの1/3が過ぎてしまいました。サモア、トンガを通りフィジーです。さて、昨日の昼は、ビール、スルメ、ナッツ、ワイン、チーズソウセイジ、サラミ、フランスパン、豆乳フレーク。豆乳フレークにはいつも干し葡萄を入れています。昨日は豪華でした。1時間長かったから。夕食はスパゲッティーミートソース。今日の朝食はスパゲッティー、胡瓜、玉葱、人参のマヨネーズ和え、トマト、ご飯に味噌汁でした。


2010年8月24日火曜日

8月24日

2010年8月23日(月)09時LCT(8月24日04時JST)
位置南緯13.4度西経160.9度。天候晴。風向東。風速13ノット。波高2m。気温31度。気圧1012mb。針路270度(GPS270度)。速力3.5ノット(GPS4.5ノット)。メイン2ポイントジブ無し。乗員健康。
状況:昨夜1度スコールにあいました。入道雲はよく通過するのですが、雨は降りません。風は8ノットから13ノットまでの間を変わります。速力は2ノットから3.5ノット。追い風、追い潮ですので、気長に行きます。そのうち吹くでしょう。南緯13度20分西経163度にSUWARROWという名前の環礁があります。ニュージーランド領のようです。近くを通るのでどんな環礁か見てみます。グーグルではどのように見えるのでしょうか。今日も暑くなりそうです。しかし、風があり、じとじと感はありません。日向は暑いが、日陰は過ごしやすいです。夜も蒸し暑くなくクーラー不要の快適な空間です。一度、いらしてください。昼も夜も、スコールさえなければ、Tシャツ、短パンです。昨日は、海水で体を洗いました。大き目のバケツに海水を汲んで、その海水をボウル汲んでで体にかけ、シャンプーをタオルにつけて体を洗い、頭も洗い、ボウルで汲んで流します。船が揺れているので、バウデッキに座っているのですが、体についたシャンプーで滑ります。トウレールで踏ん張ります。体の後は洗濯をしました。昨夜、西経160度を通過しました。今日の昼に1時間遅らせます。今日は11時30分から12時30分までが2度あります。ビールを2回飲みます。さて、昨日の昼食はスルメにビール、豆乳フレーク。夕食は、香り牛蒡炊き込みご飯、野菜の酢漬け。今日の朝食は香り牛蒡炊き込みご飯に野菜のマヨネーズ和え、わかめの味噌汁でした。もう、満月ですね。一晩で満ち欠けしたのでしょうか。煌々と輝き、昼間のように明るい夜でした。


2010年8月23日月曜日

8月23日

2010年8月22日(日)09時LCT(8月23日04時JST)
位置南緯13.5度西経159.0度。天候晴(暑い)。風向南東。風速13ノット。波高2.5m。気温29度。気圧1012mb。針路270度(GPS270度)。速力4ノット(GPS5ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブ無し。乗員健康。
状況:昨日もスコール無し。相変わらず波は不規則で高い。24時、東の風が20ノットを越えたのでメインセイルを3ポイントリーフにする。04時、風が8ノットに落ちたのでメインを2ポイントリーフに戻す。05時、。東の風が南東に振れ、風速が12ノットに上がったので、タックをポートタックに変える。針路270度、速度4ノット。GPSでは5ノットの表示なので、1ノットの西流があるようだ。明け方、一番遅くまで西の空に残っている木星が針路目標になります。ひたすら西に向かっています。タヒチフィジー間の1/4を過ぎました。残り3/4です。あと1度60マイルで西経160度を越えます。時刻を1時間遅らせます。日本との差が4時間になります。フィジーと日本の時差はと3時間ですので、日付変更線(ほぼ西経170度)を超えたら日にちを1日進め時間を1時間遅らせます。日本と同じ日にちになります。青い空、白い雲。青い海。ギラギラ太陽です。さて、昨日の昼食は、ビール、ナッツ、豆乳フレーク。夕食は鯖秋刀魚丼。今日の朝食はコブ梅干海苔茶漬け、乾燥野菜の煮付けでした。

2010年8月22日日曜日

8月22日

2010年8月21日(土)09時LCT(8月22日04時JST)
位置南緯14.3度西経157.3度。天候晴。風向北東。風速15ノット。波高2m。気温30度。気圧1012mb。進路270度。速力4ノット。タックスターボード。メイン2ポイントジブ無し。乗員健康。
状況:昨夜は一昨日と打って変わって、スコールはなし。風が弱まり、9ノットから14ノット。9ノットに落ちると速力は3ノットになる。貿易風帯でも風は一定しない。しかし、うねりは確実にあります。北北東からと東からと南南東からうねりが来ます。サザンクロスは常に不規則にローリング、ピッチング、ヨーイングしており、針路を保つのが容易ではありません。舵取りには苦労します。風が弱まればなおさらです。しかし、何とか、セイルのばたつきがない程度にはあるので、贅沢はいえません。今朝の日の出は昨日と違い、ブログの写真のようでした。まず、全天の星が明るい星だけになります。そして、その星も消えていきます。まず、東の水平線になびいた雲が茜色に染まり、360度すべての水平線の雲が茜色の染まります。次に、空に浮かんだ雲が茜色に染まります。そして、空は真っ青に変わり、海も青さを取り戻します。波頭が朝日に輝きます。フィージーまでのほぼ1/5を過ぎました。確実に西に進んでいます。さて、昨日の昼食は豆乳フレーク。ビールにホノルルコストコで買った缶詰ナッツ。夕食は10割そば。今日の朝食はサッポロ醤油ラーメンでした。

2010年8月21日土曜日

8月21日

2010年8月20日(金)09時LCT(8月21日04時JST)
位置南緯14.5度西経155.3度。天候曇り。風向東。風速23ノット。波高2.5m。気温28度。気圧1013mb。進路250度。速力6.5ノット。タックポート。乗員健康。
状況:昨夜から今朝にかけて1時間ごとにスコールが追い越していく。そのたびに、突風30ノット超と驟雨が来る。疲れました。今朝08時にジブをたたみ、スターボードタックからポートタックにタックを変え、西北西から西南西に進む。追い波が相変わらず北東から南東までいろいろな方向から来る。船尾で砕けたら海水がコクピットに進入してくる。フィジーまで15日の航程を考えています。(1800マイル。5ノット1日120マイル。)現在、フィジーについて勉強中です。さて、昨日の昼食は豆乳フレーク。夕食はステーキアンドライスアンド赤ワイン。今日の朝食は豚ハム入りチャーハンと味噌汁でした。パペーテでヴァイタペで航海中や停泊中の写真の郵送、送信をお手伝いいただきました。おかげさまで、ブログ製作者に届き、ブログに掲載できそうです。ありがとうございました。


2010年8月20日金曜日

ホノルルからパペーテまで

 タヒチから、メモリカードが届きました。現地で会った旅行者に託されて日本に持ち帰られ、国内便で郵送されてきたのです。ハイテクの時代、何千キロの距離を越えて届いた「現物のメモリ」、その中に入っていたハワイからタヒチまでの航海の様子を掲載します。


        7月12日・さよなら!アラワイ



        7月14日・ハワイ島の夜明け



        7月17日・飛び魚の干物



        7月19日・ひたすら東に



        7月20日・ドラマチックな夜明け.1



        7月20日・ドラマチックな夜明け.2



        7月20日・ドラマチックな夜明け.3



        7月27日・鰹が釣れた



        7月27日・鰹を捌く



        7月29日・月光、雲を透す



        7月29日・赤道通過



        8月6日・ランギロア島南東端テバロ岬



        8月6日・ランギロア島南海岸



        8月6日・ランギロア島南西海岸環礁



        8月8日・パペーテの夜景



        8月8日・イルカの先導



        8月8日・パペーテ入港



        8月8日・パペーテ東防波堤の掲示



        8月8日・パペーテ浮桟橋



        8月9日・ルロット公園で昼寝



        8月10日・係留中のサザンクロス

8月20日

2010年8月19日(木)09時LCT(8月20日04時JST)
位置南緯15.7度西経153.1度。天候晴。風向東。風速16ノット。波高2.5m。気温30度。気圧1015mb。針路300度(290度)。速力5.5ノット(6.5ノット)。タックスターボード。メイン2ポイントジブフル。乗員健康。
状況:午前中ヴァイタペショッピングセンターのレストランALOE COFEでブログ原稿の写真を送信。ボラボラヨットクラブに大阪北港ヨットクラブのフラッグを渡す。サロンの壁にヨットクラブのフラッグが所狭しと貼り付けてある。14時30分、ボラボラヨットクラブを出港。第3レグのスタート。ヴァイタペの街を後ろに見ながらリーフを抜ける。たった2泊3日の係留だけれど、毎日、ヒッチハイクでヴァイタペに行き見慣れた街並みが懐かしい。メインセイルとジブセイルを上げ、右舷後方から東の風を受け帆走開始。次第にボラボラ島が遠ざかる。夕日にパヒア山、オテマヌ山が映える。るるぶの表紙の写真は手前にパヒア山が見え、ヴァイタペの街並みも見えているので、島の西側にあるトボラボララグーンリゾート&スパのようです。久々の夜航海。さそり座が天頂に、南十字星が南の空に横たわっています。波は横から後ろから来るので走りにくいですが、トレードでのセイリングを楽しんでいます。さて、昨日の朝食は、ざるそば。昼食はフランスパンにビール、サラミ、豚ソーセージ缶詰、生野菜五種盛(トマト、胡瓜、人参、玉葱、キャベツ)。夕食は手作り親子丼。今朝の朝食は缶詰海鮮クラムチャウダー丼。生野菜五種盛でした。


2010年8月19日木曜日

写真が届きました


          さよなら!パペーテ!


          モーレア島バリハイ山


          モーレア島展望台にて


          モーレア島ドレーク湾


          さよなら!モーレア!


          ランドフォール!フアヒネ島


          フアヒネ島チバ岬のリーフ


          ライアテア島ファラオア湾


          タハア島マリーナイチより


          ボラボラ島リーフの外から


          ボラボラヨットクラブ停泊


          ボラボラ島リーフの中から

8月19日

2010年8月18日(水)07時LCT(8月19日02時JST)
位置ボラボラヨットクラブブイ係留中。
状況:昨日9時ボラボラ島リーフ内クルーズに出発。パヒア山、オテマヌ山はもちろんラグーンの水上コテージも見学。テンダー(上陸用ボムボート)をブイに係留し係留場所を確保。航路標識に沿って進行。係留場所から北に。まず、①ボラボラパールビーチリゾート。係留場所からも見えます。岬をかわして島の東側に回る。水深が30mの場所は深い藍色。ところが水深が10mになると、淡い水色。3m台になると青緑色。サザンクロスはセンターボードを上げてあるので喫水は1.8m。水深2mまではいけるのですが、砂地の中に珊瑚の岩がありそれを避けながら進みます。オテマヌ山が目前に聳えています。島の東に回ると、②セントレジスリゾートボラボラ、③ルメリディアンボラボラ、④インターコンチネンタルリゾートタラソスパボラボラのコテージがラグーンから伸びている。コテージは海図に載っていないので、コテージと浅瀬を避けながら、進む。コテージ④を通過し、Uターン。海の色は 「るるぶ情報版D6タヒチ・フィジー・ニュカレドニア」の表紙を見てください。表紙の写真は、パヒア山がオテマヌ山に隠れているので、コテージ④の写真だと思います。パヒア山とオテマヌ山が見る角度で重なったり離れたりし、また二つとも山の形が富士山のように一様ではないので、見る角度によって山容が変わり、4時間のクルーズを楽しみました。水深には緊張しましたが。午後は、ヴァイタベに出て、銀行でボンドをおろし、道端でフルーツを食べ、食材を買い、軽油を買い、係留代を払い、船に戻りました。今日の午後に出港します。タヒチともお別れです。タヒチ10泊。それぞれの島で楽しませていただきました。次は、フィジー。いよいよ、「トレードの風を受けて南十字星を見ながら走りたい。」という夢を実現するときがきました。良い風に恵まれますように。さて、昨日の昼食はオレンジとバナナ。夕食はステーキ、生野菜。コテージ①の夜景を見ながらワインを充分いただきました。


2010年8月18日水曜日

8月18日

2010年8月17日08時LCT(8月18日03時JST)
位置南緯16.5度西経151.8度(ボラボラヨットクラブブイ係留)。天候晴。風向東南東。風速7ノット。気温27度。気圧1014mb。乗員健康。
状況:昨日7時30分、ボラボラ島に向けマリーナイチを出港。8時15分、パイパイパスを通過。やはり、両側のリーフは恐ろしい。東の風16ノット、まさにトレード、の中を2ポイントメインセイルスターボードタックでタワア島南岸のリーフに沿って西に向かう。正面にボラボラ島が見える。リーフを過ぎたところで、コースをボラボラ島の北東端に向ける。ジブセイルを張る。快晴、オテマヌ山の頂は雲に隠れている。このセイリングをするために南太平洋に来ました。オテマヌ山とパヒア山と椰子林を眺めながらぐるりと半周して、島の西にあるTeavanuiテアヴァヌイパスを通過。14時、上陸場所に一番近いブイを選んでボラボラヨットハーバーに舫いを繋ぐ。ヒッチハイクで、ヴァイタベのジャンダルムリに入出港の手続きに行く。行きボンドを下ろしに銀行に行くもあいにく定休日。街に戻り、レストランでヒナノビールを飲む。伊丹から来られたという新婚ご夫妻としばし歓談。タヒチファアア国際空港から国内機に乗り換え直接ボラボラ島へ来られたそうです。レストランは17時閉店のため持ち帰りのポワソンクレーを買う。シャワーを浴びて(お湯は出なかった)、夕食。さて、昨日の昼食はフランスパンに牛肉キャベツ炒めを挟んでのホットドックとビール。夕食はポアソンクルーと牛肉缶詰、梅干・昆布のお茶漬け。「博多の華3年貯蔵」を南十字星を見ながら頂きました。今日の朝食は焼き飯と卵スープでした。

2010年8月17日火曜日

8月17日

2010年8月16日(月)07時LCT(8月17日02時JST)
位置南緯16,7度西経151.5度(タハア島トアマロ岬マリーナイチ係留ブイ)。天候晴。風向東。風速11ノット。気温28度。気圧1015mb。乗員健康。
状況:昨日12時、モアパスを通過。真方位233度のライン上をパスに接近し、両側のブイの中央を通過。右方向に舵を切り、左手にライアテア島の山並みを見ながら航路標識をたどって北上。この島も森の木が美しい。山頂には雲がかかり、山から海まで平地が無く、水際まで木が生い茂る。リーフ内にはところどころに島がありその島も木に覆われている。キングコングやジュラシックパークの世界を思い出させる。そういえば、モーレア島バリハイ山はニューヨークの摩天楼のように切り立ち、キングコングがふるさとを思い出して上ったことか頷ける。(写真「さよなら!モーレア!」の中央にあるとがった山がバリハイ山です。)。ライアテア島の北を回り、タハア島の西側に回る。右も左もリーフ。間を縫っていく。南端のトアマロ岬を回るとヨットが約10隻、停泊している。よく見ると、船首を黄色の三角ブイに舫っている。ボートでの上陸はできる限り手漕ぎにしているので、できるだけ上陸地点の近くに泊めたい。一番近くの列のブイを探し、周りを走ってみる。水深は35m。14時30分、ブイに係留。ゴムボートを下ろして、上陸。水深が35mの水域が水際から10mのところまで続き、急に水深50cmになる。係留代は2000フラン、夕食を食べると無料。シャワーは冷水は無料、温水は500フラン。ホノルルを出発してから体の洗濯は海水か冷水でしたので、温水シャワーでサッパリする。夕食は18時30分から。一度、船に戻って洗濯をし、再度、上陸し、大阪以来取り替えていなかった10リットルポリタン3個に水を入れ替え、洗濯物を清水で漱いで、チェアに
身を沈めて、夕日を見ながらビールを飲みながら風に吹かれながら、待つ。至福の時間。食後、暗闇の中、停泊灯を頼りにサザンクロスに戻る。
2010年8月16日(月)09時LCT(8月17日04時JST)
位置南緯16.6度西経151.6度(タハア島西沖)。天候晴。風向東。風速10ノット。波高1.5m。気温28度。気圧1015mb。進路310度。速力4ノット。タックスターボード。メイン2ポイントジブフル。乗員健康。
状況:07時出港。ブイを放す。タハア島の南西を回り、パイパイ・パスへ。両側にリーフが迫り、大波が砕けている。航路を外れないように慎重に舵を扱う。08時15分、パイパイパスを通過。8時30分2ポイントメインを上げ、リーフに沿って西に走る。リーフで砕けた波が風に飛び霞がかかったよう。リーフを通過し、BOLABOLA島の北端に向けコースを変える。ボラボラ島のリーフレットで目にするOtemanu山が目の前に聳える。タハア島とボラボラ島は7マイル13キロしか離れていない。今日は、ボラボラ島の西側のボラボラヨットクラブのブイに係留する予定。さて、昨日の昼食は、ビールとピーナッツ。リーフ内水路航行中のため。夕食はホテルマリーナイチにてビーフステーキとサラダ。タヒチアンのお嬢さんが調理してるもよう。ドレッシングも珍しく美味しく感じました。今日の朝食は、そうめんでした。

2010年8月16日月曜日

8月16日

2010年8月15日(日)09時LCT(8月16日04時JST)
位置南緯16.8度西経151.0度。天候晴。風向東。風速13ノット。波高2m。気温28度。気圧1015mb。進路260度。速力6.5ノット。ポートタック。メイン2ポイントジブフル。エンジン2000rpm。乗員健康。
状況:昨日9時、錨泊地の前のホテル「クラブバリハイモーレア」で停泊中の「サザンクロス」jを見ながらモーニングコーヒー(撮影)。11時、モーレア島ドレーク湾抜錨。HUAHINE島に向け進路を230度に取る。風が弱く、しかも追手で、速力2ノット。夕刻少し風が出てきたが弱い。天候は曇りでスコールは無い。20時エンジン使用。雲の切れ間に星が見える。久々にサザンクロスを見る。スイカを切ったような月が明るい。もう直ぐ上弦の月か。本日06時夜明けとともにフアヒネ島が目の前に現れる(撮影)。モーレア島のように切り立った山の緑が美しい。島の南に広がるリーフに波が砕け凄まじい光景。透き通った碧色の波頭。砕けた飛沫が煙となって舞う。帆船時代の船乗りは凪になるのを恐れただろう(撮影)。08時30分、フアヒネ島を通過。目の前にRAIATE島が見える。今日の停泊場所はライアテ島の北にあるTAHAA島のホテルマリーナイチの前の泊地。一連のリーフがライアテ島とタハア島を囲んでいる。ライアテ島の南東端のPasseTeavamoaを通過し、リーフの中を北に進む計画。途中、良好な泊地Baie Hotopuuを通過する。パスだけでなくリーフ内にも航路
標識が整備されているので安心。ソシエテ諸島(タヒチ)での予定は、明日、BORABORA島に移動。ボンドを下ろし、最終の準備を済ませて、18日フィジー向け出港。適当な風を期待しているのですが。さて、昨日の朝食はざるそば、オレンジ。昼食は、ホテルで買ったフランスパンにビーフと胡瓜、トマトを挟んでのサンドイッチ。それに冷えたビール。夕食はあったかご飯にコンビーフじゃが。赤ワイン。今日の朝食は、缶詰肉野菜丼とオムレツ、トマト、キャベツでボリュームたっぷりでした。

2010年8月15日日曜日

8月15日

2010年8月14日(土)07時LCT(8月15日02時JST)
●8月13日:朝、雨。上がるの待って、出港手続きを行う。マルシェ市場に行き、お土産のTシャツと布を購入。ヴァイマショッピングセンターのタヒチヌイトラベルに行く「紀さん!幸さん!パペーテ停泊中毎日お世話になりました。本当に助かりました。ありがとうございました。」。ボムボートを膨らませて、モーリア上陸準備。給水も完了。12時、モーレア向け出港。途中、10m先も見えないスコールに遭遇
しましたが、無事クック湾に入港。茅葺?屋根のホテルの前まで進むと、彦さんが岸から手を振っておられました。水深18mの場所に錨を下ろす。初めての錨泊。ゴムボートで上陸。島の展望台へ案内していただきました。途中、映画「南太平洋」の撮影された通称バリハイ山を望む。展望台からはロフニ山が目の前にそびえ、リーフに囲まれたクック湾、オプノフ湾が眼下に広がり、深い森の原始的な光景はキングコングでも出てきそうな感じがしました。夕食をご一緒し、ゴムボートで帰船。貴重な体験をさせていただきました。「彦さん!ありがとうございました。」。さて、朝食は、釜揚げうどん。昼食はフランスパンのサラミサンドイッチ。夕食は中華、オリジナルポアソンクルー(ココナッツミルク)、中華風ポアソンクルー、チャオメン、肉野菜炒め。ヒナノビールにワイン。美味しかった。ご馳走様でした。

2010年8月14日土曜日

8月14日

2010年8月13日(金)06時LCT(8月14日(土)01時JST)
●8月10日(火):午前、ホノルルからタヒチまでの航海の写真を整理(携帯電話やデジカメの映像をパソコンに移動し、選択し、名前付け。)。午後、バイナショッピングセンターのネットカフェで送信を試みるも失敗。翌日に再度トライアルする予定。朝食は釜揚げうどん、昼食は市場マルシェで買ったマグロの刺身とビール。夕食はルロットでステーキフライドポテト定食ステーキ生野菜定食。東京から来られたご夫妻のテーブルにお邪魔しました。メールが送れないことをお話したら、チップを日本まで持ち帰り郵送するとおっしゃっていただいたのでお願いしました。ルロットへの途中の裏道のレストランでヒナノビールで乾杯。
●8月11日(水):08時、タイナマリーナに給油と買出しのためシフト。タイナマリーナはヴァイママリーナと同じ公共マリーナ。給油用ポンツーンに係留し直接、320リットルをタンクとポリタンに給油。1リットル84フラン。給油後、隣の岸壁にシフトし、徒歩10分のカルフールで買い物。ビール、水、生野菜、果物など。カルフールのカートを使用する場合は100フランのコインをカートに差込みカートを引き出す。そのまま、買い物をカートに積んだままマリーナまで運び船に積み込む。カートはマリーナ内にカート置き場がありカート連結すると100フランのコインが戻る。ルロットでのご夫妻のホテルまでチャリンコで行き、写真チップをホテルのフロントに預ける。いい運動になりました。ヴァイママリーナに戻り、次はプロパンガスの充填です。彦さんに相談すると、対岸のガスドタヒチで持ち込み充電することができるとのこと。また、金曜日は今のところ仕事が入っていないとのことで、モーレア行きを金曜日に変更。木曜日午後に島内周遊ツアーに参加することにしました。ガスボンベをチャリンコに積んでガスドタヒチに。16時に着いたが仕事はもう終わっていたのでボンベを預け翌日8時にとりに行くことになる。プロパンでもブタンでもOK.。もちろん、プロパンにし、船にあるもう一本のボンベにも補充することにする。さて、朝食はソーメン。新鮮な葱としょうがは格別です。昼食はバナナ。夕食はカルフールで買ったステーキを焼く。ポテトサラダ。久々にビールを飲みながらの夕食でした。ルロットではアルコールはなしです。
●8月12日(木):8時、プロパンガスを補充。チャチンコの荷台に1本、背中に1本。重い。お土産に黒真珠を購入。免税承認書に税関のスタンプが必要。飛行機ですと、免税店が一括して空港で手続きを済ませるのですが、ヨットで持ち出す場合は購入者が税関に行ってスタンプを押してもらうことになります。再度、対岸の税関事務所にチャリンコで。ホノルルで買ったチャリンコは重宝しています。帰りに、トランスを購入。タヒチは220Vです。110Vのサザンクロスの電気機器にはトランスが必要です。トランスを船内に置くためには延長コードも必要です。コネクションも合わせます。12時50分ホテルチアネタヒチ前を出発。約5時間の島内周遊ツアーです。ツアー客は全員で9名。タヒチ博物館、ゴーギャン博物館、潮吹き穴など。サーフィンをするためにタヒチに来られたという日本人ガイドの横さんから丁寧に説明していただきました。ヒナノビールのヒナノはパンダナス・蛸の木の花の意。パペーテはパピ水エテ籠、水の集まるところだそうです。ツアー終了後、ルロットで下車。夕食はルロットで。ちなみにルロットは車のこと。場所はヴァイエテ公園でした。ちなみにヴァイ水エテ籠です。夕食は、同じツアーに参加された藤沢から来られた公さん昌さんご夫妻、八王子から来られた喜代さんとご一緒しました。途中、喜代さんと同じホテルに泊まっている名古屋から来られた文(あや)さんも尋ねて来られました。海老チーズクレープ、ハンバーグクレープが美味しかったです。さて、朝食は釜揚げうどん、昼食はフランスパンにハムを挟んだサンドイッチでした。

2010年8月12日木曜日

8月11日

2010年8月11日10時JST(8月10日15時LCT):PORT AUTONOME PAPEETE にて
○今、インターネットカフェで、メールを送信中。今日の仕事は、サザンクロスの夢航海第2レグ(ハワイ・ホノルル~タヒチ・パペーテ)の写真を整理しました。添付ファイルで送ります。時化あり、魚果あり、環礁あり、・・・。パペーテの町並みを次回送ります。明日、給油、食材の積み込み。明後日か次の日に隣のモーレア島に行きます。モーレア島の彦さんと電話でコンタクトが取れました。

2010年8月11日水曜日

8月11日

2010年8月11日5時JST(8月10日10時LCT):PORT AUTONOME PAPEETE にて
●8月8日:07時、パペーテ港に入港する前に「PORT AIR CONTROL CH12」と防波堤に書いてあったので、コンタクトを取り入港の許可を得た。案内書に記載のマリーナを確認した後、港内状況を偵察していたところ、CONTROLから「貴船の係留場所は今のところだ。」との通報があり、レーダーで常に監視されているようでした。偵察を終え、ポンツーンに近づくと警備員がポンツーン上で待機していました。(マリーナ管理者から警備の委託を受け8時から22時まで警備を行っています。ポーンツーンの入り口は鍵がかかり外から入れません。入るときは警備員がロックを解除します。)ポンツーンにロープが垂れ下がっていましたが、警備員の指示する場所にとりあえず横付けしました。ポンツーンのロープは縦着け用のシンカーロープの先取りロープでした。そのロープを使用して、船尾にシンカーロープ2本、船首にポンツーンから2本取り係留を完了しました。警備員が言うには、「日曜日はオフィスは休み。月曜日にポートオーソリティーに行くように。上陸はかまわない。」とのこと。ポンツーンには水道あり、電気あり。しかし、電気は220V。ポンツーンのゲートを出ると一般道路で、マリーナというより駐船場という感じ。トイレは公衆トイレを使用し、屋台で有名なルロット公園にあり、歩いて5分(24時間使用可能。常に清掃されていて清潔。)。係留場所としては、ホノルルアラワイボートハーバーのように目の前が街。ヴァイマンショッピングセンターの前。さて、係留が終わり、付近を探索。日曜日なので、レストランが数軒あいているだけ。昼食は、3BRASSEURSにてウムレツ定食、クラムサンドイッチ、地ビール。午後は整備。夕食はルロットでの屋台で、マグロ刺身定食、ステーキ定食。
●8月9日:朝食は釜揚げうどん。朝食を済ませ、早速、入国手続き。㈰YACHTMASTER'S OFFICEの窓口と㈪POLICE・IMMIGRASTION OFFICEの窓口が並んでいる。欧州以外の国の人がヨットで入国する時には、ボンドを積まねばならず、銀行へ行ってボンドの証明書を受け、再度、㈪に行く。銀行探しと銀行での手続きに時間がかかり、午前中に済ましことができず。(銀行はBANQUE SOCREDの本店。市内各所に銀行の支店はあるが、ここでしかボンドの扱いはできない。マクドの先にある。)。バイマショッピングセンターに、日本語案内所があり、いろいろな情報を聞くことができました。例えば、日曜大工の店など。昼食は、マルシェで、鶏カレー弁当、鶏醤油弁当を買い、ルロットで食べました。㈰と㈪もルロット公園の隣です。午後、ようやく手続きを完了。日曜大工の店HYPER BRICOにチャリンコで。夕食は、ルロットでカレー焼きそば、酢豚。行きしなに、ヒナノビール。
●8月10日:朝食は釜揚げうどん。朝は寒いくらいです。暖かいうどんがいいです。

2010年8月9日月曜日

8月9日・タヒチ上陸

2010年8月9日(月)05時JST(8月8日10時LCT)
現地時間、8日8時、パペーテ公立マリーナに係留しました。本日日曜日は公共機関が休みなので手続きは明日になりますが、上陸できますので、問題ありません。まずは、お知らせします。ホノルルアラワイと同じくマーケットなどに近く便利なところです。ありがとうございました。

2010年8月8日日曜日

8月8日

8月8日7時JST(8月7日12時LCT)現在、南緯17.1度西経149.0度。
パペーテまで45マイル。現在速力5ノット。9時間。大阪と姫路までの距離です。午後のワッチは値打ちがありました。4時間スコールの中、雨が降ったりやんだり、波高3m、風速27ノット、常時20ノット超が2時間続きました。明日8日3時パペーテ沖です。明るくなるまで、4時間、ヒーブツーです。島影に入れば波も穏やかになるでしょう。

8月8日

2010年8月8日(日)04時JST(7日09時LCT)
位置南緯16.6度西経148.6度。天候晴れ。風向東。風速7ノット。波高1m。気温30度。気圧1016mb。針路190度(190度)。速力1ノット(2ノット)。タックポート。メイン2ポイント。ジブ無し。乗員健康。
状況:夜半前までは、東の風12ノット。メイン1ポイント、No.3ジブフルで快走。その後風が落ち、うねりによる横揺れでセイルがばたついてきたので、メインを2ポイントにリーフし、ジブを巻き込む。4時半、スコールが襲来。雨とともに、東の風が20ノットまで上がる。7ノットの速力で1時間半快走。雨さえなければ。でも雨も暖かい。6時また風が12ノットに落ち、北東に変わる。後ろからの風なので、ジブを巻き込み、メインのみで帆走。今日の入港は無理なので、明日朝8時パペーテ沖到着のスケジュールを立てる。8時現在、残り70マイル。機走4ノットで17時間。ということは、15時の位置まで来ている。現在、1ノットしかなくても時間調整と考えればいい。うねりに揺れながら走っています。さて、さそり座だけでなく、南十字星が沈むとき逆さになる。だいぶ南にきました。さて、昨日の昼食は、スルメにビール。スルメはマヨネーズと七味で。豆乳フレーク。夕食は、ざるそば。肴は鰯缶秋刀魚缶。今日の朝食は旭川しょうゆラーメン、豚ハム、わかめ入りでした。果物が切れています。冷やした桃が食べたい。

2010年8月7日土曜日

8月7日

2010年8月7日(土)06時JST(8月6日10時LCT)
位置南緯15.5度西経147.4度。天候晴れ。風向北東。風速14ノット。波高1.5m。気温30度。気圧1013mb。針路220度。速力5ノット。タックポート。メイン1ポイント。ジブ無し。エンジン2000rpm。乗員健康。
状況:昨晩の当直でスコールにあいました。風は弱く、大粒の雨が来ました。久々です。真っ暗な中、ひたすら、ランギロア島の東南端に向け、2ノットでとろとろと帆走。4時、機走開始。05時30分、明け行く西の水平線にRangiroa島東南端Tevaro岬を視認(写真撮影)。ランドホール。ホノルルを出港して25日目。とうとう、来ました。マルケサス諸島には届かなかったけれど、ツアモツ諸島のランギロア島を見ることができました。ランギロア島とティケハウ島の間の10マイルの水道は通過しませんでしたが、ランギロア島の南端Vahitari岬を07時15分に通過しました(写真撮影)。環礁の島で、リーフで囲まれた白浜の後ろに椰子の木が茂りその後ろは内海。島の西側は、一瞬、転々と島があるように見えましたが、潮が満ちているためか環礁の低いところが海に隠れて内海と外海がつながっています(写真撮影)。パペーテまで、160マイル。明日夕方到着予定ですが、弱い追い風で明後日の朝の入港になるかも知れません。さて、昨日の昼食は、スルメとビール。豆乳フレーク。それに、リンゴ。これが最後のリンゴです。よく持ちました。夕食は、マルナカ夏しのぎグリーン小麦麺。肴はさば缶いわし缶。今日の朝食はご飯に豚ハム入り豚汁。神宗昆布、紀州南高梅干でした。

2010年8月6日金曜日

8月6日

2010年8月6日(金)04時JST(8月5日09時LCT)
位置南緯14.1度西経147.0度。天候晴れ。風向東。風速13ノット。波高1.5m。気温30度。気圧1016mb。針路185度(195度)速力3.5ノット(4ノット)。タックポート。メイン3ポイント。ジブストーム。乗員健康。
状況:ランギロア島まであと65マイル。今の速力ですと今日の夜半前。いつ着くかわかりませんが、明日の朝までランギロア島の東側海域で待機します。海中はともかく、島影だけでも見ておきたい。日没時は満天の星。夜半は雲が出てきて、朝方には雲が覆う。太陽が出ると雲が消え快晴になる。潮が変わったのか、飛魚が見なくなった。夜が寒くなり、急遽ハワイ出港時に片付けた長袖を出す。波は次第に静かになって来ました。さて昨日の昼食は、飛魚の干物、ビール、豆乳フレーク、そして、最後のオレンジ。恵さんからいただいたグリーンの保存パックの効果でしょうか、4週間近く持ちました。ありがとうございました。夕食は、釜揚げうどん。肴は缶詰秋刀魚蒲焼。今日の朝食は乾燥野菜入りサッポロ味噌ラーメンでした。こはんさんからコメントいただきました。電波状態か、設備か、腕かわかりませんが、アマチュア無線が通じません。ワッチありがとうございました。

2010年8月5日木曜日

8月5日

2010年8月5日(木)04時JST(8月4日09時LCT)
位置南緯12.1度西経146.2度。天候曇り。風向東北東。22ノット。波高3.5m。気温28度。気圧1014mb。針路185度(195度)。速力6ノット(6.5ノット)。タックポート。メイン3ポイント。ジブストーム。乗員健康。
状況:気象情報提供ありがとうございました。第3レグ・タヒチ~フィジーもよろしくお願いします。昨日14時、風が落ち速力が4ノット以下になったので、ストームジブをたたみ、No3ジブを張りました。速力が5ノットを超えました。ところが、今朝5時、雨雲が近づき、風速がどんどん上がり、風を左舷アビームで(真横から受け)、速力が常時8ノットを超えました。相対風速も25ノットを超え、オーバーヒール(私にとって)状態になったので、No3ジブセイル巻き込み、ストームセイルをインナーフォアステイに上げ、メインセイルも3ポイントにリーフしました。サザンクロスではこの状態が一番セイル面積が少ない状態です。トライスルもありますが、3ポイントリーフと同じぐらいの面積です。後は、メインを降ろしストームジブ1枚にすることです。今、風は少し落ちましたが結構吹いています(私にとって)。昨日の日没は綺麗なものでした。適当に波が立ち、波頭に夕日が当たり一面きらきらと金色に輝きました。「金色の野」のようです。ランギロア島まであと190マイルになりました。明日の夕方に通過予定です。そこから160マイルでパペーテ。うまくいけば6日金曜日の夕方に入港できそうです。あせらずに行きますが。さて、昨日の昼食はするめとビール。ビールは3日ぶりです。それと、豆乳フレーク。夕食は温かご飯と焼きシイラ。コンビーフ入り肉じゃが。箱ワイン。今朝の朝食は肉じゃが丼。風は欲しいが波は充分です。しかし、海は友達、風も友達。波も友達。楽しみましょう。アビーム、横波でのセーリングもあと1日になりました。

2010年8月4日水曜日

8月4日

2010年8月4日(水)04時JST(8月3日09時LCT)
位置南緯10.0度西経145.2度。天候晴。風向東。風速18ノット。 波高2.5m。気温30度。気圧1012mb。 針路185度(190度)。速力6ノット(6ノット)。 タックポート。メイン2ポイントジブストーム。 乗員健康。

状況:風次第に弱まり、13ノットから20ノットの間で変化。 コースの維持が難しい。波を横から受けるの160度で走ったり200度で 走ったりする。蛇行しながら。190度の方向に進 んでいる。南緯10度を 越えました。ランギロア島まで350マイル。ランギロア島からタヒチ島パペーテまで150マイル。 るるぶ情報版D6「タヒチフィジーニューカレド ニア」によると、 世界中のダイバーを魅了する永遠のポリネシアンブルーラ ンギロ アだそうです。私も、昨年秋急遽アクアダイビングを始めたので したが、サザンクロスの整備が遅れたので、トレーニングの機会 が無くサザンク ロスに積み込んだエアタンクを下ろした次第です。今の時期はマンタ、じんべえざめが見られるそうです。海中の世 界を想像しながらランギロア島の東 側を回りタヒチ島パペーテに 向かいます。ランギロア島まで平均5ノットで走ると70時間 3日。明るい時に通過できるようにしたいです。ランギロア島から5ノットで1日4時間。4日後の8月7日にはパペーテに到着することになります。さて、昨日の昼食は豆乳フレークとオレンジ。夕食はチキン カレーライス。ワインを少々。今日の 朝食はカレーライスにキャベツオニオ ンサラダでした。

2010年8月3日火曜日

8月3日

2010年8月3日(火)04時JST(8月2日09時LCT)
位置南緯7.6度西経144.5度。天候晴。風向東。風速20ノット。波高3m。気温29度(温度計は順調です)。気圧1010mb。針路170度(185度)。速力6.5ノット(6.5ノット)。タックポート。メイン2ポイントジブストーム。乗員健康。
状況:気象情報提供ありがとうございます。すばらしい走りです。風をアビームに受け、波に揺られながら波しぶきを上げて。瞬間8ノットになります。今の状態が続けばいいのですが。毎朝、飛魚の飛翔を見るのですが、今日は格別でした。百匹以上の群れが一斉に飛び立ちます。ひとつの群れでなく次から次へと水面低く舷側を通り過ぎていきます。また、乱れ花火のようにいろいろな方向へ飛んでいくのもあります。それらが、朝日を浴びて銀色に輝きます。見事です。さて、昨日朝、下痢になりました。前日夕方のシイラの刺身ではないでしょうが。それで、昨日は休肝日にしました。日本出港後初めてです。それ以前にはどうだったか忘れました。また、午後にはだるくなり、のどのリンパ球が腫れ、体温が37.2度になりました。夕食後、エスタックイブエースを3錠飲み、16時に寝ました。4時間後、体のだるさが消え、リンパ球の腫れも取れ、体温も36.9度に下がりました。今は35.9度です。20時、コクピットに上がると満天の星。サザンクロスが鮮やかです。ノーザンクロスの白鳥も。夜半、スコールが来ます。前日のように激しくはなく、パラパラ程度。時たま、砕けた波がコクピットに降りかかります。これのほうがすごいです。舵輪からロープを両舷に回しブロック(滑車)を通してコンパニオンウェイ(船内入口)のところまで引いておきます。これで、シャワーを浴びずに舵が切れます。また、蛇輪は両舷からショックコードで固定し片方のショックコードをカムクリードで調整できるようにしているため、コースを大きく外れたときにロープを引きます。ところが、今は、波が横から来るため船が大きく揺れ、針路を保つのが難しいです。さて、昨日の昼食は、豆乳フレーク。リンゴ。ビール無し。夕食は卵スープ雑炊。清酒無し。今日の朝食は魚肉ソーセージ人参玉葱入り醤油ラーメンでした。

2010年8月2日月曜日

8月2日

2010年8月2日(月)04時JST(8月1日09時LCT)
位置南緯5.5度西経144.1度。天候晴。風向東南東20ノット。波高3m。気温30度。気圧1009mb。針路16f5度(185度)。速力4ノット(4ノット)。タックポート。メイン3ポイントジブストーム。乗員健康。
状況:今朝2時、突風驟雨を伴うスコールが襲来。風速30ノット。メインセイルを2ポイントから3ポイントに縮帆。以後20ノットに落ちるもそのまま帆走。ハワイを出てからの初めてのスコールでした。当直体制は前航海と同じ、恒さんが夜の00時から04時まで、08時から12時まで、16時から18時までで、私が04時から08時まで、12時から16時まで20時から24時までです。昼間は雲はまばらですが、夜には半分くらいが雲です。その雲は一箇所にとどまらず常に東から西に流れています。ですから、星は見えています。南十字星の高さが高くなったように思います。波は高く、ピッチング・ローリングが重なり、まるでロデオのような感じです。さて、昨日の昼は、日本製するめとビール。豆乳フレーク。夕食は、シイラの刺身にシイラの煮付け。電子レンジで温めたご飯。今朝の朝食はあったかご飯、味噌汁、切干大根ごぼうの煮付け、海苔、梅干、鰻のふりかけ。これに卵と納豆があれば言うこと無しです。伸さん!ブログ書き込みありがとうございます。ドラゴンレースでのワンツーフィニッシュおめでとうございます。こちらはレースではないので、無理せず、のんびり行きます。


2010年8月1日日曜日

8月1日

2010年8月1日(日)04時JST(7月31日09時LCT)
位置南緯3.9度西経143.7度。天候晴。風向東南東。風速17ノット。波高2.5m。気温29度。気圧1010mb。針路170度(GPS185度)。速力5ノット(GPS5ノット)。メイン2ポイントジブストーム。乗員健康。
状況:昨夕から次第に風が強まり、うねりも高くなってきました。今朝方からリーウェイがでてきて、西への海流地帯に入ったようです。左舷30度の風を受けて上ると速力が落ちリーウェイが大きくなるので、左舷60度でスピードを保って波をかわすほうがリーウェイが少なくなるようです。さて、昨日朝、けんけんの針を取られました。昨年秋の奄美航海の途中、室戸の釣具屋さんで買った仕掛けの材料を取り出し、思い出しながら作って流したところ、しいらがかかりました。体調50センチ。立派です。写真を撮ろうとしたら電池切れ。残念です。二枚に捌いて、一枚は刺身、バター焼き。残りは天火干しにして焼いて食べようと思います。さて、昨夜も星が綺麗でした。揺れるコクピットからドジャー(日除け)につかまりながらの観察です。いるか座を見つけました。全天に88星座があります。北半球で見る星座はギリシャ神話に出てくるような名前で、ロマンがありますが、南の星座はコンパス、じょうぎ、はちぶんぎ、ぼうえんきょう、けんびきょう、とけい、がか、ちょうこくぐ、はえ、かめれおんなど、ぱっとしない名前の星座が多いです。さて、昨日の昼食は飛魚の干物。(昨夜も2匹コクピットにいらっしゃいました。シイラと並んでいます。)それに豆乳フレーク。夕食は洋風肉汁野菜丼。今日の朝食はポークハム乾燥野菜入りラーメンでした。日本では今日から8月、グアムや西国巡りなど旅行に行かれる方もいらっしゃるでしょうがくれぐれも熱中症にはご注意ください。