2022年6月19日日曜日

2022年06月19日:海わたる風~咸臨丸第5レグ(真鶴⇒東京⇒石巻⇒函館)

🔵5月27日(金)真鶴港を出港し6月11日(土)函館港に入港しました。途中、低気圧を避けるために平穏な時を選んで航行したため夜航海が続く結果になりました。 ●5月27日(金)11時30分、うねりの収まりを待って真鶴港を浦賀向け出港しましたが、まだうねりが残り舵を離せません。16時30分浦賀ベラシスに入港しました。
●5月28日(土)07時30分、東京港向けベラシスを出港。中ノ瀬航路の東側を北上。東京湾横断道路の換気塔『風の塔』に接近。12時夢の島マリーナのゲストバースに接舷。
●5月30日(月)07時30分、保田港向け夢の島マリーナを離岸。東京湾に錨泊中の日本丸にUWを掲揚、日本丸から返礼のUW1が掲揚される。今日は東京湾横断道路の『海蛍』に接近。14時保田港に入港。
●5月31日(火)06時、福島四倉港向け、保田港を出港。房総半島最南端の野島を通過。波が高くなり、視界も悪く、14時30分勝浦港に入港。
●6月01日(水)04時30分、塩釜寒風沢島向け、勝浦港を出港。カツオ漁の最盛期であり高知県の漁船が前夜から数多く接岸している。犬吠埼灯台を通過。針路を北に。
●6月02日(木)早朝、海燕の大群に遭遇。豊かな海を実感。13時30分寒風沢島に入港するために狭水道に進入する直前、寒冷前線が通過、雷鳴とともに突風驟雨に襲われ急遽反転し小一時間旋回を続け風雨が収まる時を待つ。14時30分、寒風沢島岸壁に係留。日和山に登り通過した水路を眺める。
●6月03日(金)05時寒風沢島岸壁を離岸、金華山に向かう。エンジン音に異常を感じ、潜水。プロペラに海藻が巻き付いている。天候の悪化が予想されていたため予定を変更し、09時石巻南浜マリーナに係留。マリーナの北の日和山山頂には鹿島御児神社がある。
●6月04日(土)天候が回復。05時マリーナを出港。08時金華山港に着岸。金華山黄金山神社を参拝し、神社参道から山越えで金華山灯台を目指す。灯台付近では鹿の群れを見ることができる。帰路は崩れた土砂や大石で行く手を遮られるが何とか通行は可能。行く手を鹿にさえぎられることも。ようやく岸壁近くまで戻ると「通行をご遠慮ください」の看板が立っている。12時30分離岸。15時南浜マリーナに帰着。
●6月05日(日)午前中に石巻市内を散策。漫画ロードがあり石ノ森章太郎作品の登場人物のモニュメントが並んでいる。モニュメンントは駅舎内にもポストの上にもある。また、電車にも、バスにも、交番にもキャラクターが描かれている。
●6月08日(水)14時石巻南浜マリーナを離桟。牡鹿半島と金華山との間の水路を通過し、足島の東側を北上。天候が安定しているので次港を大間港とする。 ●6月09日(木)04時、今日の夜明けは素晴らしい。07時本州最東端と魹ヶ埼を通過。切り立った三陸海岸が続く。
●6月10日(金)06時、尻屋埼通過。追手の風を受けてメインフルセイルジブ観音開きで大間灯台まで帆走。14時大間港入港。民宿泊。マグロ等豊富な海の幸を肴に日本酒『海峡』を頂く。2日の夜航海の疲れも相まって、爆睡。
●6月11日(土)10時大間港を出港。遠くに竜飛岬が霞んで見える。20度のリーウェイで津軽海峡を横切り、函館山に接近。14時函館港緑の島ヨットハーバーに係留しました。
🔵海わたる風~咸臨丸の航海は次港木古内港までです。木古内港以降は4年前の弁才船航海の時に寄港した港を再訪したり、隠岐など寄港しなかった港を訪問する航海になります。①6月27日木古内港出港、7月09日境港入港②7月12日境港出港、7月31日徳島入港。を計画しています。 🔵次回のブログの更新は7月12日を予定しています。