2015年10月2日金曜日

2015年10月02日(金):阿波紀州クルーズ(北港⇒徳島⇒日和佐⇒和歌山⇒北港)

2015年09月19日(土):大阪北港⇒徳島

写真1


 5日間のシルバーウィーククルーズ。乗員5名(内2名は徳島まで、1名は和歌山まで。)東の空に星座オリオンが昇る朝04時、大阪北港マリーナを出港 。関空、洲本沖灯浮標を通過。洲本沖の友が島水道は遊漁船でいっぱい(写真1)。ヨット初体験の乗員Oさんがヘルムを取り北からの風を受け快走。沼島を通過。風が強まり、ジブを巻き込み、メインセイル3ポイントにリーフし、素麵ランチ。14時徳島新町川左岸浮桟橋に係留。海からのお遍路航海の際にお世話になったFさん、Mさん夫妻と再会し、居酒屋『サザンクロス』ですき焼パーティー。




2015年09月20日(日):徳島停泊


写真2

 今日はフリーデイ。Fさんおすすめのモーニングサービスのある可否庵(写真2)にて朝食後、霊仙寺へ行く者、徳島市街を探索する者あり。私はいわゆるひょうたん島を歩いて一周、昼食にラーメン豚丼定食を食べ、眉山へ歩いて登り降り、駅前のホテルの屋上にある風呂に浸かる。夕食は、海からのお遍路航海でこのプロジェクトを放送されたN局のMさんと『ひら井』で乾杯。





2015年09月21日(月):徳島⇒日和佐

写真3
 

 08時徳島出港。蒲生田岬と伊島の間を抜けて日和佐へ。15時に入港。着ける岸壁がなくすでに係留していたY艇にアロングサイド。『つくし』で乾杯し、ライトアップしていた薬王寺(写真3)に昇る。














2015年09月22日(火):日和佐⇒和歌山マリーナシティ
 06時出港。北の風を受けてポートタックのクロスホールドで。15時マリーナシティに到着(写真4)。係留費一泊2千円。黒潮市場で夕方の食材。マグロ、ホタテ、ガンモドキ、さんま開き、たれ付ばら肉などを購入。『サザンクロス』のコクピットで網焼き。


2015年09月23日(水):和歌山マリーナシティ⇒大阪北港マリーナ
 06時出港。微風。加太瀬戸を通過するが、今日も遊漁船が多く出ている。
5日間のクルーズの期間中雨に会わないラッキーなクルーズになりました。

* 2016年4、5月に、五島列島クルーズを計画中。年末にスケジュールを掲載します。







2015年8月10日月曜日

2015年08月10日(月):四国一周お遍路航海(小豆島琴塚⇒大阪)

2015年08月09日(日):小豆島琴塚⇒大阪
 08日17時小豆島土庄『おりーぶ温泉』に集合。一風呂あびてビールとみぞれで乾杯。夕食、翌日の朝食、昼食の食料をマルナカマーケットで購入し、琴塚に係留しているサザンクロスに。サザンクロスで3か月の航海を振り返りながら最後の夜を過ごしました。
 09日04時15分夜明け前に出港。左舷に家島群島、次いで右舷に鹿の瀬を通過。連れ潮3ノットを受けて、明石大橋を通過。大阪湾に入る。須磨沖の潮目を通過すると、残念ながら海の色が茶色に変色。僚船『バッカス』の出迎えを受けて、15時10分に大阪港築港南の赤レンガ倉庫広場に到着しました。15時30分上陸。築港高野山釈迦院と港住吉神社に航海の無事を報告。赤レンガ倉庫広場に戻り、入港式に参加しました。(ブログ『海からのお遍路』を参照)
 そして、最後のレグ赤レンガ倉庫広場から大阪北港マリーナに戻り、3か月の航海を終えました。
次のブログ更新は12月31日を予定しています。2016年の航海、九州一周五島列島の旅のスケジュールを掲載する予定です。
 
日の出直前の新月前の有明の月(ステーの右)

家島松島に昇る太陽


明石海峡大橋に接近

大阪港に接近(死語になった時空館、WTCビル)

出迎えてくれた僚船『バッカス』

2015年7月28日火曜日

2015年07月28日(火):四国一周お遍路航海(今治⇒高松⇒小豆島琴塚)

2015年07月10日(金):今治港
 地域医療船「済生丸」の入港に伴い、10時、今治海の駅(浮桟橋)から内港に移動。 

今治内港に係留中のサザンクロス
2015年07月11日(土):今治港
 今治ヨットクラブKさん等に用意していただいた鍋料理を内港岸壁上にて頂く。10名の懇親会。

2015年07月16日(木):今治港
 台風11号接近。内港にて台風対策。地元モーターボートを横抱きにして台風避泊。フェンダーの損傷のみで船体は無事に台風をやりすごす。
台風避泊中のサザンクロス

 
2015年07月17日(金):今治港
 伊予一の宮「伊曽之神社」と石鎚山神社に参拝。

◎ 居酒屋・割烹・寿司屋等:山鳥、雀寿司、健寿司、瀬戸、みよし、メランコリー。

2015年07月18日(土):今治港⇒大崎下島小長ゆたか海の駅
来島海峡の転流を見て、13時今治港出港。大崎下島御手洗港を通過し、15時大崎下島小長港うゆたか海の駅桟橋に係留。隣のバースに係留していた横須賀ベラシスのR艇のMさんSさん姉弟と懇親。

ゆたか海の駅に係留中のサザンクロス
◎ 旅館: 脇坂屋

2015年07月19日(日)大崎下島小長ゆたか海の駅⇒生口島垂水漁港
 09時小長港出港。しまなみ海道の島々を巡る5時間のクルーズ。まず、岡村島の西側を北上。大崎上島・岡村島間を東進。小大下島・大下島間を南下。大三島・伯方島間を北上。生口島・岩城島間を東進。生口島・因島間を北上。生口島・佐木島間を西進。生口島・高根島間の瀬戸田水道を南下して生口島垂水漁港に入港(Oさん所有赤ちょうちん号に並べて係留)。とびしま海道としまなみ海道の島々や架橋を眺めながらの航海でした。
生口島垂水漁港係留中のサザンクロス

2015年07月22日(水):生口島垂水漁港
 社団法人燈光会「あなたが選んだ日本の灯台50選」の一つである高根島灯台にレンタサイクルを借りて行きました。道を聞くこと2回、ようやく灯台にたどり着きました。灯台は茂みに覆われた展望台n眼下にありました。夜は係留場所を提供していただいたOさん夫妻とN先生とでの懇親。

高根島灯台

◎ 居酒屋:

2015年07月23日(木):生口島垂水漁港⇒本島笠島漁港
08時Oさん夫人の見送りを受けて出港。しまなみ海道から瀬戸大橋までの豊島、六島、高見島
などの瀬戸の島々を眺めながらの航海。15時に本島笠島漁港に入港。漁協のTさん達とビールでご挨拶、笠島まち並み商工会のNさん、Y住職、Nさん、Oさん、Sさんと懇親。
本島笹島漁協桟橋に係留中の
サザンクロス

◎ 旅館:吾亦紅

2015年07月24日(金):本島笠島漁港⇒日生港
06時、Sさんの見送りを受けて出港。瀬戸大橋下通過、セイリングボート「Mon Ami」とすれ違い、直島、井島、犬島を通過し、翌日係留予定の牛窓を下見して、13時日生のフェリー横の公共桟橋に係留。風呂は日生町のスポーツセンタースパで。

癒肴家かかしにて夕食
◎ 居酒屋:憩肴家「かかし」
2015年07月25日(土):日生港⇒牛窓港
   08時日生港出港。時間が十分にあるので2.5ノット乃至3.5ノットでフルセイル。のんびりの船旅でした。牛窓でも公共桟橋に係留。公共桟橋はお接待のある「風待ち亭」の近く。カフェーWAVEのIさんに車をお借りして、オリーブの丘、牛窓ヨットハーバー(シャワー使用)へ。オリーブの丘からの風景は素晴らしい。山本牧場のアイスクリームも美味しい。
オリーブ公園展望塔にて



◎ 居酒屋:寿司勝

2015年07月26日(日):牛窓港⇒高松港
 07時牛窓港出港。牛窓から見える高松港のランドマークタワーをフルセイルで目指す。途中、風が落ちセイルを畳む。豊島と小豊島の間を通過。男木島、女木島を通過。11時高松市立ヨット競技場桟橋に係留。金刀比羅詣で。暑い。久々に、徳島に在住のBさん、Kさん、お遍路のSさん、
、Iさん、Hさんと乾杯。
◎ 居酒屋:「讃岐ぴかべり」

2015年07月27日(月):高松港⇒小豆島琴塚
08時高松港発のフェリーに乗り、男木島に向かう。男木島灯台も50選の灯台。そして、「喜びも悲しみも幾年月」の舞台。同じ舞台である観音崎灯台、石狩灯台、女島灯台(五島列島男女諸島)、弾崎灯台(佐渡)、御前崎灯台、安乗崎灯台も訪れたい。
男木島灯台
13時高松港発。小雨の中、レーダーで船影を確認しながらの航行。16時琴塚に入港。入港目的はあしずり港で発生したスタンション折損の復旧のため。

● 次は、いよいよ最後の航海となる琴塚から大阪まで。ブログの問い合わせは090ー3617ー4455でのCメールで。また、フェイスブック『海からのお遍路』も検索してください。
● 次回の更新は8月10日を予定しています。


 
 

2015年7月6日月曜日

2015年07月06日(月):『四国一周お遍路航海』(土佐清水港⇒今治港)

2015年06月21日(日)
龍串海岸の奇岩
09時土佐清水入り。午後、お大師さんが見残したという龍串海岸へ。夜はサザンクロスで、あしずり港でお世話になったTさん夫妻、リヤカーを押して沖縄、北海道を含む日本一周の旅を続けているKさん達と夕食。
居酒屋等:こでまり








2015年06月22日(月):土佐清水⇒柏島
 12時土佐清水港を柏島向け出港。
浅瀬を示す指標のサネモリ
この海域を熟知している柏島の漁師Kさんが同乗。岸から20mまで近づいての観音岩など海からの景観を堪能。マグロ等養殖筏の中を入港。「きみ」での夕食後、Kさん宅で風呂と各種日本酒、宿毛港までの航海の助言をいただく。
 

 




柏島港浮桟橋係留中のサザンクロス





2015年06月23日(火):柏島⇒宿毛
 06時Kさんに見送られ出港。
宿毛港の入口、新たに防波堤ができている
09時宿毛港入港。地元漁協の許可を得て水揚げ桟橋に係留。同乗のHさんはお遍路に、私は自転車で次港の深浦探索に。Y水産の浮き桟橋を借りることができ入港を決定。夕食は国民宿舎「椰子」。











2015年06月24日(水):宿毛⇒深浦
係留中の漁船に横抱したサザンクロス
06時宿毛出港。08時深浦入港。Y水産所有の浮桟橋に係留している漁船に横抱き。Hさんと共に観自在寺へ。「海からのお遍路」の横断幕を縫っていただいたIさん家の墓参。そしてお勧めの「なにわ」で昼食。深浦で水揚げされた新鮮なお魚を頂く。









2015年06月25日(木):深浦⇒宇和島
小さくて見えにくいですが2頭のイルカです

宇和海に面した由良岬の絶景です
06時深浦出港。水際が入り組み諸島が点在する宇和海を堪能。13時MUさんの誘導でMIさんの所有する浮き桟橋に係留。筏が連なり始めての入港は困難。
居酒屋:ガイヤ

























2015年06月26日(金):宇和島
霧が晴れた瞬間に佐田岬灯台が見えました
お遍路一行は3ヶ所を参拝。私はレンタカーを借りて佐田岬へ。長い長い道中。尾根を走行中は南から霧が岬に這い上がり見通しが利かない。佐田岬灯台も霧の中。翌日も同じ天候ならば出港を延期することも考える。夕食はMさんの店でつかう出汁を使ったモツ鍋。愛媛新聞の記者Yさんも交えて乾杯。(Yさんの記事が7月3日の愛媛新聞社会面に掲載されました。)







2015年06月27日(土):宇和島⇒別府

 三崎灘と伊予灘を分ける佐田岬
雨が上がり、別府クルーズの開始。Tさんの合流を待って06時30分出港。北の風を受けて速吸瀬戸を通過。途中、臼杵八幡浜間のフェリーの前方を横切る。後で知ったことだが、このフェリーにちはやママが乗っていてサザンクロスの写真を撮りました(「ちはやママのヨット日記」に掲載)。別府に近づいたコロから雨。15時別府北浜ヨットハーバーに係留。一時帰宅。







2015年06月30日(火):別府
08時別府入り。祖父母叔父の墓参。叔母の見舞い。午後、別府八湯の一つ鉄輪温泉「ひょうたん湯」に。青山高校生に別府大学駅までの道を聞くと親切に途中まで案内してくれた。青山高校の女子ヨット部は全国優勝したとのこと。
居酒屋等:こいのぼり、ラーメン亭一番

2015年07月01日(水):別府⇒三机
防波堤の西側に静穏な泊地が広がる
06時別府出港。四国佐田岬半島の瀬戸内側にある三机に向かう。佐田岬を通過後引き潮に遭遇。速力が3ノット台に。15時三机到着。Fちゃんの出迎えを受ける。伊方町の亀の池湯に行き、Fちゃんを艇内にお招きし夕食。











2015年07月02日(木):三机⇒周防大島安下庄⇒小松
06時、Hちゃんの見送りを受け三机出港。

O商船高専浮桟橋に係留中のサザンクロス
11時安下庄入港。「海の駅」に向けての係留施設の情報交換。15時小松地区浮き桟橋係留。O商船高専ヨット部カッター部の皆さんに夢航海のお話。

2015年07月03日(金):周防大島小松
09時から16時30分までサザンクロスで体験乗艇。
居酒屋:吉里








2015年07月04日(土):周防大島小松⇒今治
トキオのダッシュ島、海図では由利島
05時、出港。上げ潮に乗り順調に航行。転流時に来島海峡を通過。13時30分「いまばり海の駅」に係留。今治ヨットクラブのメンバーの方々と交流後、2009年奄美大島クルーズの帰路に出会ったTさん、Yさんと懇親。
居酒屋等:山鳥(さんちょう)、メランコリー

◎ 「いまばり海の駅」に7月17日まで係留。次回投稿は7月27日(月)予定。お問い合わせは090-3617-4455あてCメールで。ブログ「海のお遍路」も見てみてください。
◎ 7月18日から7月26日までは瀬戸内クルーズ。

2015年6月16日火曜日

2015年06月15日(月):『四国一周お遍路航海』(高知香南吉川港⇒土佐清水港)

◎ 高知甲南吉川港⇒高知港
● 06月07日(日)
 16時15分、高知香南吉川マリーナを出港し、物部川を通過し、竜馬空港の沖を航行し、浦戸大橋を通過し、高知港に入港する。17時15分、ヨットクラブ(KYC)の桟橋にする。
高知ヨットクラブ桟橋にて
高知ヨットクラブクラブハウス

 
  ● 06月08日(月)
 夜はサザンクロスで高知ヨットクラブの方々と鍋を囲んで親交を深めました。
● 06月09日(火)
 10時30分、レンタカーを借りて龍河洞に行く。様々な鍾乳石が見られた。帰りには、龍河温泉が15時からだったので、夢の湯に入る。
龍河同

▲居酒屋:えび庄、えにし。
◎ 高知港⇒興津港
● 06月10日(水)
 05時、高知港出港。桂浜沖、青龍寺沖、横波三里沖、須崎港沖、久礼港沖、志和沖を通過し、10時30分に興津港に入港。当初は久礼港に入港する予定であったがお遍路道からは外れるが、岩本寺に近い興津港にする。11時、窪川にある岩本寺に向け歩き始める。歩くこと2時間ようやく峠にあるトンネルを抜ける。そこから1時間平坦で直線の道を歩く。興津地区には食材の調達はできない。しかし、暖かく迎えられ自宅の風呂を使用させていただく。 
興津港にて

▲居酒屋:なし
◎興津港⇒土佐清水港
● 06月11日(木) 
 06時、地元の方に送られて、雨の中、興津港を出港。土佐佐賀沖、井の岬沖を通過。足摺岬を回って、12時45分、あしずり港第1号岸壁に係留。岸壁が高く、うねりが入っていたので、『ジョン万次郎資料館』で昼食のあと、土佐清水港に移動。
足摺岬
土佐清水港にて


● 06月12日(金)
 08時、以布利までバスに乗り、以布利から金剛福寺まで歩き遍路。海遊館以布利センターでじんべいざめ2頭を見る。足摺岬の遊歩道は海岸線のジオパークを歩く室戸岬と違い絶壁の景観。前日とはうって変わって視界がよい。 
以布利センターのじんべえざめ
足摺岬
● 06月13日(土)、06月14日(日)
 小中学生を対象に『サザンクロス』の体験乗艇。あいにくの天気で3家族の参加でしたが舵を握り楽しんで頂きました。

 
   
あしずり港のメガフロートにて

 
▲居酒屋:あしずり、みやび。島田(定休日)、

次回投稿は7月6日(月)(土佐清水港⇒今治港)の予定です。お
問い合わせは090-3617-4455あてCメールでお願いします。
ホームページ『海からのお遍路』も見てみてください。


2015年5月30日土曜日

2015年05月30日(土):『海からのお偏路』(徳島港から高知香南吉川港)

◎ 徳島港にて:
 05月17日(日)10時、阿波クルージングクラブ所属艇と合流し、徳島港沖をクルーズ。後、同クラブを訪問。ペナントを頂く。
 05月23日(土)11時、阿波一ノ宮大麻麻呂神社に参拝。夢が叶うお守りを頂く。奥宮峰神社も参拝。1時間の階段の登りがきつかった。
 05月24日(日)10時、周遊船で徳島の河川を周遊。潮位が高く橋の下を通過するとき思わず頭を下げる。これは、橋の下をヨットで通過するときの恐怖心に通じる。
 ▲徳島港居酒屋:①魚や②遊真③恵比須丸④平井⑤八兵衛。残念ながら鳥兄弟は機会が無かった。徳島ラーメンは麺王。
◎ 05月25日(月):徳島港⇒日和佐港

06時、徳島を出港。小松島沖を航行中に焼山寺近傍の山々を遠望。蒲生田岬と伊島との間を通過。(後日写真を添付)釣り船が多数出ている。風を真横から受け、快走。山々が海に迫り緑が濃い。13時NHK徳島支局と徳島新聞の記者が日和佐港入り口でカメラを向けている中3ポイントリーフで関門を通過。係留場所を確認し、出船左舷付けで物揚場に係留。遍路4人は早速23番札所薬王時へ。私は、日和佐八幡神社で航海の無事を祈願。当日の18時15分からNHKで放映され、翌日の徳島新聞に掲載される。
 ▲日和佐港居酒屋:つくし



◎ 05月26日(火):日和佐港⇒室津港
 

牟岐大島の入江
06時、日和佐を出港。途中、牟岐大島に寄る。いつ来ても入り江の水面に木々の緑が映ると共に水深4mの海底の砂地が見られる。もう少し暖かければ泳いで上陸したいところ。今日の航路は延々と続く水際を通る四国遍路道を見ながら走る。室戸岬に接近したところで鯨の群れに遭遇。この近辺では土佐湾で一度見たきり。感動。室戸岬は沖合いに浅瀬が出ているので水深を確認しながら大きく迂回。14時室津に入港。






海からの室戸岬


 







 




◎ 05時27日(水):室津港停泊

室津港にて

 24番札所最御崎寺(健康守りを頂く)、25番札所津照寺、26番札所金剛頂寺を巡る。
 ▲室津港居酒屋:したまち

















◎ 05月28日(木):室津港⇒奈半利港  


海からの不動岩


   07時、室津を出港。謂れにより、お大師さんが修行をした不動岩の沖を一旋回する。09時奈半利入港。27番札所神峰寺に参る。隣接して建てられている神峰神社にもお参りする。













奈半利港にて






 












◎ 05月29日(木):奈 半 利港⇒高知香南吉川マリーナ


高知香南吉川マリーナ
  07時奈半利を出港。昨日お参りした神峰神社のある山を望むが高い。陸から離れて定置網が設置されており夜間航海時には岸から5マイル離して航海すべし。10時香南吉川マリーナ入港。遍路3人は今日から船外泊し3日間で近傍の札所を巡る。「のいち」の駅まで同行し、私は土佐一宮土佐神社に向かう。魔よけに木の幹を3回くぐる。土佐神社の隣に30番札所善楽寺が。遍路3人より一足早く参拝。
 ▲香南港居酒屋:末のぶ(吉川には居酒屋はなし、隣町の赤岡)

次回、更新は6月15日です。(問い合わせは、090-3617-4455)  
ホームページ『海からのお遍路』も見てください。









2015年5月12日火曜日

2015年05月12日(火):『海からのお遍路』(大阪港から徳島港まで)


◎ 2015年05月09日(土)晴れ(大阪港⇒大阪淡輪YH)

出港式
小雨。出発式までに雨が上がることを祈る。雨が上がる。07時30分、新淀川河口にある大阪北港マリーナを出港。舞洲の西側を通過。大阪に戻る頃には百合が満開になっているだろうと思う。夢舞大橋を通過。08時30分天保山船客乗り場に到着。出発式に使う横断幕を陸揚げ。08時45分出発式が行われる大阪築港赤レンガ倉庫広場に到着。見送り艇「バッカス」はすでに到着。国際信号旗文字旗で船飾する。UW1も。09時出発式が始まる。お遍路をされる3人(3人とも帆船『あこがれ』のボランティアスタッフ歴21年)が築港高野山釈迦院、港住吉神社にお参りして(頂いたお札は『サザンクロス』のお社にお祀りしました。)、再び大阪築港赤レンガ倉庫広場に戻り、記念撮影。




淡輪YHにて
09時55分お遍路をされる3人が『サザンクロス』に乗艇。10時、約50名の見送りの方々に送られて出港。
 堺沖では北西の風10ノットの中をフルセイルで快走。関空連絡橋を通過。蛸壺の旗竿の間を縫って、予定通り15時に淡輪ヨットハーバーに到着。ビジター桟橋に係留。
 かつて、1998年4月29日から6月28日までの間、八十八ヶ寺を4回に分け17日かけて自転車でお参りしました。特に、梅雨時でもあり土砂降りの中の上り坂は堪えました。









◎ 2015年05月10日(日)晴れ(大阪淡輪YH⇒徳島港)
写真03
06時15分出港。フルセイル。連れ潮の中、加太瀬戸を通過。15ノットの北の風を受け最高速力8.2ノットで紀伊水道を横切る。
 沼島の南を通過。














写真04
風が落ちセイルダウンするも、鳴門海峡から15ノットの北西の風が吹き始め、再び、セイルアップ。予定どおり12時40分徳島港防波堤を通過。13時にケンチョピアに隣接するプライベイトポンツーンに係留(写真04)。
 『サザンクロス』が徳島港に停泊している間、11日には1番札所霊仙寺から6番札所安楽寺までを、12日には7番札所十楽寺から11番札所藤井寺までを、13日には12番札所焼山寺を、14日には13番札所大日寺から17番札所井戸寺までを、21日には18番札所恩山寺と19番札所立江寺を、22日には20番札所鶴林寺から22番札所平等寺までをお参りされます。










◎ 2015年05月11日(月)晴れ(徳島港)
 
写真05

午前に徳島の街を歩く。08時30分、台風6号に備え『サザンクロス』の船首を波の来る東に向け変えてた後に桟橋を出発。新町川に沿って上流に歩きだす。みなと公園、中洲市場、交通公園、新町川水際公園が続き、石積みの護岸が本当に美しい。新町橋に着く。右に行けば徳島駅、左に行けば阿波おどり会館。阿波おどり会館に向かう。会館3階のミュージアムで阿波踊りの歴史を学ぶ。4階のホールでは14時から阿波おどりの実演が行われる。会館5階から眉山ロープウェイで眉山山頂に登る。眉山山頂からは、吉野川、鳴門大橋、沼島、伊島、蒲生田岬を見渡たす。視界が良ければ和歌山まで見えるそうだ。眼下には、ヨットやモーターボートが係留しているケンチョピアが見える。その先の新町川と助任川の合流部の桟橋に係留しているサザンクロスがデジカメ映像を拡大して何とか確認できました(写真05)。

写真06
眉山をロープウェイで降り、籠屋町アーケードを抜け、10時、阿波おどりからくり時計を見る。10時から20時まで2時間おきに阿波おどりのお囃子が流れ、カラクリ人形が収納庫から出てきてにぎやかな踊りを披露する(写真06)。両国橋から新町橋まで戻り、10時30分、2時間の散策を終える。  夜になると新町川に架かるふれあい橋のイルミネーションが灯り、昼間とは違う景観が楽しめ、夜の街を歩くのもいいと思います。     
 
次回の更新は、5月31日です。
『海からのお遍路』を検索してください。