２０１３年０１月０１日早朝にメルボルンを旅立ち夕刻に成田に降り立ちました。正月を日本で過ごし、１月２６日夕刻、姉さんと成田空港の出国ゲートで別れて、ゴールドコースと向けの飛行機に搭乗しましたが燃料タンクの損傷のため当日は離陸できず。早々からトラブルに見舞われました。
３月１７日、メルボルン大阪レースのスタートを切りました。途中、舵をコントロールするワイヤーやマストを固定するワイヤーの切断、エンジンスターターの焼付け、マストに亀裂が生ずるなどのトラブルが遭遇しましたが、その都度、旧知の友や新たな友の手助けを得て、５月３日大阪北港ヨットハーバーに到着しました。その後は、レースによるマストのダメージの復旧をどうするか検討を続けましたが、相模原のトータルプラントで修理することにし、８月１５日岡崎造船に廻航し１７日にマストを引き抜きサザンクロスに搭載し大阪まで再度廻航し、２２日に大阪でトレーラーに積み込み相模原まで搬送しました。マストが復旧した後、今年は多く発生し日本にも襲来した台風を避けてサザンクロスは１０月２８日に大阪を出港し１１月１日真鶴に入港しました。１１月６日マストを立て込みようやく帆走できるようになりました。１７日、真鶴の竜宮祭り体験航海で半年ぶりに帆走しました。１８日、大阪北港向けに真鶴を出港しましたが冬型の気圧配置になっており下田に４日避難し、２４日夜大阪湾に入りました。北港まで残すところ２時間となった泉北沖で左舷広報から接近してきた漁船と衝突、幸いにも怪我はなかったもののデッキ、ガンネル、ハルに穴が開くダメージを受けました。急遽、１２月４日修理のため小豆島琴塚の岡崎造船に廻航しました。現在、復旧の工程を調整中です。来年の春までに修理を終えたいと思っています。マストの復旧に思っていたよりも日時を要したことと続いてのアクシデントが起こったことで、セイリングの予定が立たずに越年してしました。（写真は真鶴でのマスト立て込みと大阪湾での衝突のダメージです。）
