◎２０２０年０３月１５日（日）：１０時乗員５名で大阪北港を出港。約２０名の見送りを受けた。日没前に日御碕を通過（写真）。沖ノ鳥島に向けて南下。次第に北西の風波が強まり、動揺が激しくなる。
◎２０２０年０３月１６日（月）：ファーラーに巻き込んでいたNo４ジブセイルがピークから強風で激しくはためく。０７時串本湾に入りジブセイルを下し、０９時串本港に着岸。艇内片づけ。南への航海を断念し岸沿いに宮古島に向かう航海に変更。『串本温泉』に浸かり英気を養う。
◎２０２０年０３月１７日（火）：０６時串本出港、室戸岬に針路を取る。１４時バッテリーの電圧が上がらない電気系統のトラブルが発生。どの港に向けても夜間の入港になるため、毎年のようにお世話になっている徳島港に向ける。
◎２０２０年０３月１８日（水）：００時徳島港に入港着桟。深夜の到着まで待っていてくださり、復旧の手配、作業までお世話になりました。深く感謝致します。
◎２０２０年０３月２０日（金）：１９時修理完了と同時に徳島港を出港。
◎２０２０年０３月２１日（土）：未明に室戸岬を回り、昼に足摺岬を遠くに見て、夜に日向灘を横切る。
◎２０２０年０３月２２日（日）：油津よりは内之浦という助言を得て１６時内之浦港に入港。国民宿舎『コスモピア内之浦』で風呂と食事。
◎２０２０年０３月２３日（月）：０６時内之浦出港。夜、屋久島通過。
◎２０２０年０３月２４日（火）：ひたすら南に。鯨の親子か？数頭がジャンプをしながら北に向かって泳いでいく。餌の豊富なアラスカ海までの長い旅の無事を祈る。午後、奄美大島を視認。ほぼ１０年前に懐かしい名瀬港の入り口にいる立神を認める。１５時第３号岸壁で給油後、１６時長濱岸壁に着岸。『奄美ポートタワーホテル』で入浴。タクシーの女性運転手さんからお聞きした居酒屋『たんぽぽ』で黒糖酒で乾杯。
◎２０２０年０３月２５日（水）：０６時名瀬出港。加計呂麻島、徳之島、沖永良部島の西側を南下。海の色が濃い藍色。黒潮の色。夜、与論島の街の灯りを見ながら航行。
◎２０２０年０３月２６日（木）：朝、針路２２０度、平安名埼灯台に向ける
◎２０２０年０３月２７日（金）：明け方平安名埼灯台を視認。宮古島の南岸に沿い西航。来間島の西側にリーフが続きなかなか下地島に針路を向けられない。突然のスコール。レーダーの画面が真っ赤になる。シーマップで位置を確認しがなら下地島、伊良部島の北西のリーフに沿って、針路を決めていく。サザンクロスの右舷至近を貨物船が通過していく。AISによりサザンクロスを確認しているのだろう。小雨になった。１４時伊良部島佐良浜漁港の防波堤に潮位差２ｍに対応できるようにラインを調整し係留。好天が続くことが期待できないため、与那国島、石垣島への航海を断念。宮古島に４月１０日まで係留することを決定。宮古島在住の乗員一名が下船。移動の便を考えまずしたことはレンタカーを借りたこと。『伊良部大橋』通過し、次にしたことは宮古島温泉の露天に浸かったこと。
◎２０２０年０３月２８日（土）：４月以降の軽油取引税免税証を入手するための書類の作成、郵送。『古謝そば』にて宮古そばを体験。
◎２０２０年０３月２９日（日）：宮古島の南部を視察。東平安名崎にある『平安名埼灯台』に行く。昼食は『琉球の風』にて。
◎２０２０年０３月３０日（月）：下地島、伊良部島、来間島の視察。夕食は『焼肉バカ一代』にて。
◎２０２０年０３月３１日（火）：宮古島の北部を視察。昼食『まなつ』にて。西平安名崎、『池間大橋』、『池間島灯台』、島尻のマングローブ林、総合博物館を視察。『宮古島市民芸工芸センター』
◎２０２０年０４月０１日（水）：三線教室。昼食『あばら樹』にて。乗員一名が帰阪。
◎２０２０年０４月０２日（木）：乗員一名が帰阪。
◎２０２０年０４月０３日（金）：サザンクロスで行くことを断念した八重山諸島を巡る。宮古島⇒石垣島⇒与那国島。与那国島ティンダバナ、『東埼灯台』、軍艦岩、立神岩、『西埼灯台』、日本最西端の碑視察。
◎２０２０年０４月０４日（土）：与那国島DiDi与那国交流館、『与那国町伝統織物協同組合』視察。与那国⇒石垣島→竹富島。自転車で。カイジ浜（星砂の浜）、『武富民芸館』を視察。竹富島→石垣島。夕食は『こてっぺん』。
◎２０２０年０４月０５日（日）：石垣島→波照間島。原付バイクにて。星空観察タワー、日本最南端の碑、ベムチ浜（星砂の浜）、ウラビナ（サンゴの浜）視察。波照間島→石垣島。いしがき島星ノ海プラネタリウム視察（翌日から休館）。夕食は『有頂天』
◎２０２０年０４月０６日（月）：石垣島→西表島。仲間川ﾏﾝｸﾞﾛｰﾌﾞクルーズ、美原の水牛車、海中道路にてピナイサーラの滝を見た。『紅露工房』、星砂の浜視。察。西表野生動物保護センターは休館日。西表島→石垣島。夕食は『石垣島ヴィレッジ』。
◎２０２０年０４月０７日（火）：石垣島視察。玉取崎、『平久保埼灯台』、ヒルギ群落、ヤエヤマヤシ群落視察。昼食は『ポーザーおばさんの食卓』にて。川平湾、『石垣御神埼灯台』、バンナ公園、石垣島鍾乳洞、『みんさー工芸館』視察。夕食は『石垣島ヴィレッジ』。
◎２０２０年０４月０８日（水）：唐人墓、『琉球観音埼灯台』を視察。石垣島→宮古島。乗員二名帰島。
◎２０２０年０４月０９日（木）：長崎クルーズが延期されたため、豊後水道、瀬戸内経由で帰阪する計画を決定。レンタカー返却。夕食は琉球料理『炭島』にて。『』
◎２０２０年０４月１０日（金）：０８時伊良部島出港。池間島沖の八重干瀬（ヤビジ）を回り、座間味群島屋嘉比島の西側を目指す。
◎２０２０年０４月１１日（土）：
◎２０２０年０４月１２日（日）：早朝、加計呂麻島を通過。０８時名瀬長濱岸壁着岸。移動手段としてレンタカーを買い入れ。奄美大島北部を視察。ティダムーン、奄美の郷（田中一村美術館）、あやまる岬、『笠利灯台』、奄美クレーターを視察。夕食は居酒屋『たんぽぽ』。
◎２０２０年０４月１３日（月）：奄美大島南部を視察。マングローブ原生林、ホノホシ海岸、ヤドリ浜、ハートが見える風景を視察。夕食は郷土料理『喜多八』にて。
◎２０２０年０４月１４日（火）：加計呂麻島を視察。夕日の見える丘、実久ブルー、須子茂、西安室、スリ浜、諸鈍のディエゴ並木、徳浜、安脚場を視察。
◎２０２０年０４月１５日（水）：乗員一名が帰阪。０８時名瀬港出港。内之浦港に向かう。吐噶喇（トカラ）列島に沿い黒潮に乗る。
◎２０２０年０４月１６日（木）：早朝、黒潮大蛇行の情報により、屋久島に近づき、東寄りに針路を変え屋久島と種子島の間を北上。１３時内之浦港に入港。『コスモピア内之浦』が日帰り入浴休止との情報を得て、１４時内之浦港を出港、大分国東半島武蔵マリーナに向かう。
◎２０２０年０４月１７日（金）：速吸の瀬戸が逆潮のため、先崎と高島の間を抜ける。１４時武蔵マリーナに入港。レンタカーで別府浜脇温泉『湯都ピア浜脇』へ。夕食はスーパーで食材を購入し艇内食。
◎２０２０年０４月１８日（土）：０６時武蔵マリーナ出港。冷却水系のトラブルで、武蔵マリーナに戻る。休日が重なり部品の手配は月曜日になる。別府堀田温泉『桜湯』。
◎２０２０年０４月１９日（日）：国東半島視察。両子寺、西比叡高山寺視察。明礬温泉『温泉保養ランド』。、
◎２０２０年０４月２０日（月）：部品手配。由布院視察。『クアージュゆふいん』。別府地獄めぐり。次港は４月１５日に受けたダメージなどの修理を行うため小豆島琴塚の岡崎造船に決める。
◎２０２０年０４月２１日（火）：部品入荷。復旧。１６時武蔵マリーナ出港。逆潮の中、クダコ水道を通過。
◎２０２０年０４月２２日（水）：大下島子大下島間水路を抜け、三原瀬戸を東進、因島向島間水路を東南進し、備讃瀬戸へ。白石島北木島間水路を通過し、櫃石島の北を通り、葛島の東を、京の上臈島の南を通過し、１４時小豆島琴塚岡崎造船に係留。
今クルーズの写真６月１日頃に掲載いたします。ご期待ください。
※中路さんからの原稿を丁稚一号が代理投稿しました
