2016年5月26日木曜日

2016年05月26日(木):長崎出島マリーナに着きました。




2016年05月14日(土):長崎ハウステンボスハーバー⇒五島中通島 奈良尾港
                                       

 08時15分、大阪から夜行バスでハウステンボスに到着。10時出港。小潮の針尾瀬戸(写真①)を連れ潮で通過。佐世保湾に錨泊中の自衛艦を右舷に見つつ五島灘に。黒島教会の建つ黒島へ向かう。漁協桟橋に許可を得て一時係留(写真②)。レンタサイクルはすべて貸し出されており徒歩で黒島教会(写真③)へ。13時30分黒島港出港。翌日から天候が崩れる予報を受けて目的港を宇久島から中通島奈良尾港に変更する。平島の北を通過し中通島に沿って南下する。17時奈良尾港入港。ジェットホイル桟橋の内側のスペースに係留(写真④)。期待していた温泉がこの3月で閉館。風呂は断念。夕食は徒歩10分の奈良尾神社近くのお食事処「ささや」にて。常連客のお姉さん4人組と「ささや」内のカラオケルームで懇親会。
写真①針尾瀬戸



写真②黒島港漁協桟橋に係留しているサザンクロス

写真③黒嶋教会
写真④奈良尾港に停泊しているサザンクロス


2016年05月15日(日):奈良尾港停泊:中通島の教会巡礼。

 08時30分「奈良尾レンタカー」から軽自動車をレンタル。この日は青方から北の中通島の協会を巡礼。青方教会から順に北への巡礼。正統的な様式意匠が特徴的な煉瓦造りの教会堂青砂ヶ浦天主堂。北端の津和崎展望台(写真①)では小値賀島、野崎島、宇久島を展望。視程短く、対馬は望めず。帰路、ホテル「マルゲリータ」の温泉に入浴。昼食は同じ施設のレストランで麺の代わりにごはんが添えてあるイタリアンライス。午後は五島石を用いた塀が続く赤尾集落を通り、頭ヶ島で産出した砂岩を積み上げて造られた全国でも珍しい石造りの教会堂頭ヶ島天主堂に巡礼。潮合埼沖で転覆した自ら管理する帆船ワイルウェフ号の乗員に祈りをささげている姿の坂本龍馬の像(写真②)を見る。夕食は奈良尾港に入港してきた「アクトレス」のNさん夫妻と焼肉。「イワタニ炉端大将」は便利。[巡礼教会数13]



写真①中通島最北端追加津和崎灯台


写真②坂本龍馬像



2016年05月16日(月):奈良尾港停泊:中通島若松島有福島の教会巡礼

 08時出発。中通島の東海岸を北上。浜串教会近くの岩場に建つ希望の聖母像(写真①)を拝む。昼食は有川の竹酔亭本店で特製うどん。午後は中通島の西海岸を南下。若松大橋を渡り大平教会(写真②)へ。長い長い山道でした。夕食はNさん夫妻とちゃんこ鍋。[巡礼教会数17]

写真①希望の聖母像

写真②大平教会

2016年05月17日(火):奈良尾港⇒奈留島奈留港⇒男女群島

 06時奈良尾港出港。海からしか拝めない若松島南端のキリシタン洞窟のマリア像(写真①)を参拝。08時30分奈留港入港。Fさんに係留綱を取っていただき浮桟橋に係留(写真②)。早速、Fさんの案内で教会建築の名工鉄川与助の代表作であり木造教会として完成度の高い江上天主堂を巡礼。昼食は「もり食堂」で旬のムラサキウニ丼。午後は奈留高校正門横にあるユーミンの歌碑、奈留教会、城岳展望台を巡る。天候が安定しているので第3レグに予定していた男女群島へ行くことにする。男女群島女島灯台は映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台で主題歌の3番の歌詞「離れ小島に・・・」の島です。海を旅する私にとって感謝の気持ちを持って訪れたい灯台です。18時出港。夕闇が迫る福江島の東岸を南下。イカ釣り船が進路に点在する。大瀬崎灯台の灯りがいつまでも見送っている。[巡礼教会数3]

写真①キリシタン洞窟のマリア像
写真②奈留港に停泊しているサザンクロス

2016年05月18日(水):男女群島⇒嵯峨島⇒奈留港

 04時30分男女群島女島に到着。山影から灯台の灯りが見える。日出後の05時30分灯台を確認(写真①)。男女群島の東海岸に沿って北上。切り立った断崖が続く。福江島大瀬崎を目指す。12時30分大瀬崎灯台通過。14時嵯峨島入港。定期船桟橋に係留(写真②)。嵯峨教会に巡礼。14時30分嵯峨島出港。福江島の西海岸を北上し姫島沖を通過。17時奈留瀬戸を航行する。逆潮で船速が2ノットになるときも。Fさんがモーターボートで出迎えに来てくれる。18時奈留港入港。24時間のクルーズを終える。夕食は「光大」で焼肉。[巡礼教会数1]
写真①男女群島女島灯台
写真②嵯峨島浮桟橋に係留しているサザンクロス


2016年05月19日(木):奈留港停泊:福江島の巡礼
 福江港に停泊できる場所がないので、福江島、久賀島の巡礼は奈留港を基地にフェリーと高速船で福江島を往復する。06時35分奈留港発、07時20分福江港着。徒歩で、明人堂、福江教会に。08時30分「観光レンタカー」の軽自動車を借りる。最初の行先は鬼岳山頂(写真①)。山頂でコンビニ弁当の朝食。カラスが多い。次いで鬼岳の溶岩でできた鐙瀬溶岩海岸へ。福江島を時計回りで一周するように巡礼。前日に沖合を通過した大瀬崎(写真②)を展望台から見る。玉之浦へ。ここも映画「喜びも・・・」の舞台で、「チャンココ」祭りのシーンを思い出す。昼食はコンビニで買ったサンドイッチを車中で。戸岐大橋を渡り、福江市内へ。17時15分発のフェリーで奈留港へ戻る。夕食は「みかん屋」で特製長崎ちゃんぽん。[巡礼教会数13]

写真①鬼岳山頂
写真②大瀬崎灯台


2016年05月20日(金):奈留港停泊:久賀島の巡礼
 前日と同じ06時35分奈留港発フェリーオーシャン。07時20分福江港着。福江城跡、武家屋敷通りを散策。09時10分福江港発高速船シーガルに乗船。「シーガル」の船室から水中が見えるグラスボート。09時30分久賀島田ノ浦港着。「久賀島レンタカー」職員と待ち合わせ、久賀にある事務所で電気自動車に乗車。早速、陸路で五輪へ。次のすれ違い場所まで何百メートルといった表示が続く山道を警笛を鳴らしながら走り抜け、ようやく五輪にたどり着く(写真①)。帰路も同じ道。二度と通りたくないと思える道。亀河原つばき原始林へはレンタカー会社の職員の方の運転で。この道もすれ違い困難な山道。つばきの時期は電話でやり取りして通行しているとのこと。12時30分田ノ浦港発。12時50分福江港着。昼食は五島牛。午後「五島観光歴史資料館」を見学。15時55分福江発高速船ニューたいよう。16時25分奈留港着。奈留島での心残り、陸上からの千畳敷見学をFさんに案内していただく。夕食はFさんに用意していただいたもつ鍋。Fさんの友達2人も交えて歓談。五島教会制覇のカバーの刺身盛り合わせを賞味する。(写真②)。奈留島での最後の夜が更ける。[巡礼教会数4]
写真①五輪集落

写真②祝五島教会巡礼完了

2016年05月21日(土):奈留港⇒小値賀島⇒野崎島⇒宇久島
 06時出港。連れ潮で奈留瀬戸を抜ける。出口で思わぬ三角波に遭遇。海底の地形によるものなのか風によるものなのか定かでないが「北斗(26フィート)」ならば危険と思う。有福島、日島、若松島、中通島の沖を北東に進み小値賀島へ。11時小値賀港に入港。漁協の方の承諾を得て漁協桟橋に係留。小値賀教会を聞きながら探し出す。12時小値賀港出港。12時45分野崎島野首港に入港。港といっても砂浜に防波堤が一本あるだけ。運よく北東の風でブランケットであったので防波堤に係留(写真①)。急いで、旧野首教会を巡礼。(野崎島に上陸するためには事前に連絡が必要)鹿たちがこちらを見ている。13時15分野首港出港。五島列島最後の寄港地になった宇久島に。14時事前に予約してあった宇久島海の駅に係留(写真②)。観光協会から「ウクシーパークホテル」に入浴の連絡をしていただく。自転車を借り、島の東端にある長崎鼻灯台、北端にある対馬埼灯台に行く。途中黒毛牛に会う(写真③)。ホテルは高台にあり(写真④)眼下に五島灘が広がり、浴場からも朝日が拝める。町に出るとスーパーにはウニ瓶が売られている。これからが旬だ。夕食は居酒屋「零」で。黒霧島。[巡礼教会数2]:五島列島巡礼教会数合計53
写真①野崎島野首港に停泊しているサザンクロス



写真②宇久海の駅に停泊しているサザンクロス

写真③放牧されている五島牛



写真④ウクシーパークホテル


2016年05月22日(日):宇久島⇒長崎出島マリーナ
 06時出港。北東の8m/sec風を受け、7ノットで快走。平戸島を過ぎたあたりから風が落ち機帆走となる。平島を通過する。五島列島をほぼ一周(小値賀島、宇久島は寄港)したことになる。15時長崎港に到着。長崎出島マリーナに係留(写真①)。後片付け、帰り支度をし、中華街へ(写真②)。夕食は「江山楼」。第2レグの無事完走を祝す。
写真①長崎出島マリーナに係留しているサザンクロス

写真②長崎中華街

2016年5月11日水曜日

2016年05月10日(火):長崎ハウステンボスハーバーに着きました。その2。

2016年05月06日(金):休息日
 05時漁協浮桟橋から市営浮桟橋に移動。08時レンタカーをフェリー待合所で受け取り、壱岐観光を開始。黒崎半島の猿岩、湯之本温泉平山旅館で日帰り入浴、勝本港のイカ釣り漁船、イルカパーク、男岳神社の石猿群。昼食は芦部の味処「うめしま」で壱岐牛。八幡半島の左京鼻、はらほげ地蔵、一支国博物館、壱岐島最高峰岳の辻展望台、壱岐国一の宮天手長男神社。18時郷ノ浦港到着。夕食は「みうらや」にてウ二丼。
黒埼半島猿岩にて


「みうらや」のウニ丼


2016年05月07日(土):郷ノ浦港⇒平戸港
 06時出港。防波堤通過後排気管から白煙が。エンジンを止め、帆走。西の風を受け5ノット(時速9キロ)で快走。白煙の原因は冷却水取り入れバルブに海藻が付着。的山大島に並んだところで風が落ち、セイルを下して潜り付着していた海藻を除去。13時平戸港公共浮桟橋に「アクトレス」に並べて係留。14時市内観光バスで平戸観光。田平天守堂に礼拝。係留している「サザンクロス」の見える日帰り露天風呂に入浴後、夕食は、コクピットでNさん夫婦とともに刺身と鳥鍋。
平戸公共浮桟橋にて


2016年05月08日(日):平戸港⇒ハウステンボスハーバー
 平戸瀬戸の潮流を勘案して05時出港。九十九島の景観を楽しみながら佐世保湾に。逆潮が始まる11時49分より前の11時に佐世保湾と大浦湾とを結ぶ針尾瀬戸を通過。大村湾に入る直前に速力は+6ノットの12ノットに。12時ハウステンボスハーバーDバースに係留。雨の中、ハウステンボスの外周を夜行バスの乗り場の確認がてら散策。18時ハウステンボスヨットクラブからバーベキューパーティーに誘われ歓待を受ける。20時夜行バスにて大阪梅田に向け出発。
針尾瀬戸弁天島
ハウステンボスハーバーにて

2016年5月10日火曜日

2016年05月10日(火):長崎ハウステンボスハーバーに着きました。その1。

2016年04月29日(金):大阪北港マリーナ⇒岡山県牛窓港
 07時、このブログの製作者であるKさんの見送りを受け、大阪北港マリーナを出港。ハウステンボスまでの五島列島クルーズ第1レグの乗員はクルーズ初体験のOさん。明石海峡は逆潮。播磨灘では北西の風。快適な帆走。家島の南を通過し、17時牛窓港に到着。牛窓前島間のフェリーバースに隣接する浮桟橋に係留。昨年のお遍路航海でお世話になった風待ち亭のの方々などおよそ10名とコクピットで水炊き鍋を囲む。
牛窓港公共浮桟橋にて
2016年04月30日(土):岡山県牛窓港⇒愛媛県丸亀市本島
 早朝、牛窓の街並みや朝鮮通信使が宿泊した寺を散策。06時出港。犬島の北側を通過。穏やかな日和の中のんびりと備讃瀬戸の島々を眺めながらのクルーズ。仙酔島に向かうという堺出島のヨット2隻と道連れに。鷲羽山に沿って瀬戸大橋下を通過。時間に余裕があるので、瀬戸大橋下をスラローム。与島の港に立ち寄るも昔日の面影はなくなっている。11時本島笠島漁協の浮桟橋に係留。フェリー桟橋近くのレストランで昼食。艇への帰りに塩飽年番所を視察。
堺出島艇
堺出島艇
本島笠島漁港にて

2016年05月01日(日):本島⇒愛媛県今治港
 06時出港。今日も備讃瀬戸の島々を眺めながらのクルーズ。穏やかな燧灘。新居浜に帰港するヨットに出会う。四阪島を通過するあたりから北西の風が強まる。14時今治港入港。海の駅にはモーターボートが係留していたため西側の岸壁の階段付近に係留。ここは昨年台風を凌いだ場所。風呂に行くも黄金湯は休み駅近くの蓬莱湯に浸かる。夕食は割烹「瀬戸」。
新居浜艇
来島海峡大橋

2016年05月02日(月):今治港⇒山口県屋代島(周防大島)安下庄港
 05時30分Tさんの招待で喫茶マリンでモーニング。魚市場に近いので5時から店は開いている。来島海峡の憩流に合わせて06時30分出港。岸壁にYさんも来られて見送りを受ける。斎灘、釣島水道。、防予諸島を航行。ダッシュ島こと由利島の沖を通過。穏やかな航海。13時30分安下庄港入港。14時がらと15時からの2回、海の駅施設整備に向け努力されている方々とサザンクロスで安下庄湾をクルーズ。夕食はこれらの方々とコクピットで寄せ鍋。太刀魚の刺身、鯵の醤油漬けの持ち込みもあり、この日も10名以上が来られました。
来島海峡大橋

2016年05月03日(火):休息日
 発達して低気圧が通過するので本日は安下庄港に留まる。雨が降り出す。傘をさして嵩山に登る。霧がかかり展望が悪いので、あと1.3キロのところで断念し引き返す。15時30分Mさんの車で地方創成1億円でできた竜崎温泉へ。夕食はサザンクロスが見える居酒屋「政」。夜はマストに当たるハリヤードの音が響く。
弘法大師書「南無阿弥陀佛」

2016年05月04日(水):安下庄港⇒山口県宇部港
 06時出港。微風の中、門司港を目指す。ところが祝島を通過し、周防灘に入ると次第に西南西の風が強まり、波高も高まる。18時薄明の中宇部港に入港。港内に波浪が侵入しており静穏な泊地を探す。漁港に入り浮桟橋に係留してる動きそうもない潜水士船に横付けさせてもらう。19時係留作業終了。夕食は商店街の入り口にある焼肉「とらじ」でホルモン焼き。
祝島

2016年05月05日(木):宇部港⇒長崎県壱岐郷ノ浦港
 06時出港。宗像大島に向かう。西の軽風。関門海峡へ向かう船舶の航路を横切り方向を北西に針路を変え関門海峡を目指す。7年前の2009年4月の瀬戸内クルーズで見た部崎の銅像に再会。関門海峡を連れ潮で通過。相生のヨット「アクトレス」のNさんから、「翌日天候が悪くなるので2泊するなら大島でなく夜間入港になっても壱岐がいい。」との提案があり、寄港地を壱岐に変更。夕刻名島を通過し、21時郷ノ浦港の漁協浮桟橋に係留。夕食レトルトカレー。
部埼灯台と銅像