2016年3月31日木曜日

2016年03月31日(木):『北斗』を大阪北港から神奈川県真鶴港に廻航しました。

『北斗』とは、
『サザンクロス』を入手するまで乗っていたセイリングクルーザーです。いわば『サザンクロス』の姉艇です。長さは26フィート8mです。小柄なヨットです。ジブファーラーだけでなくメインファーラーを装備しているのでコクピット内でセイル操作が可能。『サザンクロス』と同じ大阪北港をホームポートにしていました。縁があって真鶴港に4月から係留できることとなり廻航しました。

03月10日(木):06時、大阪北港を出港。淡輪に入港する予定でしたが北西の風8m/secを受け友ヶ島加太瀬戸を通過、和歌山マリーナーシティーを通過、15時由良方杭に入港。露天風呂から防波堤に係留した『北斗』が見える「満ち潮の湯」に浸かり、刺身定食、ビールで乾杯。良く走りました。(ちなみに係留した自分のヨットが見える温泉は淡路島富島の国民宿舎があります。)

03月11日(金):06時、方杭を出港。この日も北西の風が残り、出港時は周参見に入港する予定が、風は落ちたものの難なく潮岬を通過し、17時串本港に入港。「紀の善」で夕食。(ちなみに、「路線バスの旅」で3人が串本で乾杯した「伝馬船」は店名を忘れていたため次回のお預け。今夏、『サザンクロス』で寄港したいですね。)

03月12日(土):06時、串本港を出港。紀伊半島に沿って北上。14時二木埼通過。安定した天候が予想されたため、夜航海で御前崎に向かうことに。21時大王崎通過。06時ころ浜名湖沖、11時御前崎沖。前方に石廊崎が見えていたので。下田港に目的地を変更。ところが、16時、突然、東風が吹き出し次第に風速を増してきた。まず、伊豆半島に接近し、その後、伊豆半島に沿って南下、日が落ちたため、神子元島沖を回って下田港に21時入港。びしょ濡れに。

03月13日(日):雨。出港を延期。『北斗』をマリーナに預けて、陸路真鶴へ。

03月16日(水):06時、下田港出港。天候も回復し、ゆったりとした航海ができると考えていたが、港を出ると北北東の風8m/sec。とりあえず、進路を大島南端に向けポートタックで機帆走。スターボードタックに変え稲取埼に向ける。稲取崎で、ポートタックに。大島北端に向ける。その後スターボードタックに変え赤澤温泉に向ける。赤澤温泉に接近すると風向きが東に変わり、スターボードタックのまま城ヶ崎海岸に。城ヶ島海岸の灯台や吊橋には寒いにも関わらず観光客が。その後風が南に変わり風速も落ちて来る。川奈埼を通過。富士山が箱根山の向こうに見えてくる。懐かしの真鶴半島も。15時30分に真鶴港に入港。
真鶴港係留中の『北斗』

感想:久しぶりにディンギー感覚でセイリングをしました。また、下田港に入港するときと下田港を出港したときの2回しぶきを何度も被りましたが、『サザンクロス』ではこんなことはないのにと。

追加:真鶴港に入港してからは、16日、17日、18日は艇内の整理、コクピットボックスの整理、係留ロープの整理。27日、30日は発着練習を兼ねて真鶴岬を回り福浦沖までのショートクルーズをしました。
真鶴岬に建つ 「ライフステーション らいふ 真鶴」