2024年11月29日金曜日

2024年11月29日(金)1700時:伊丹諸白下り酒復航

●11月03日(日):12時に東京夢の島マリーナに着桟係留し、四斗樽3個を陸揚げ、引き渡した後、メインセイルの修理をして、運んできた一斗樽で出迎えの方々と祝杯をあげた。15時、夢の島マリーナに戻ってきた四斗樽のうち実入り2樽で鏡開きが行われた。16時30分、給油バースに移動し軽油を補給し、ビジターバースに移動して、東京ヨットクラブの懇親会に出席した。再度、僚艇『La jolla』艇上で懇親を深めた。 ●11月04日(月):06時、夢の島マリーナを離桟出港した。無寄港で徳島に向かう計画。08時、東京湾横断道路の換気塔『風の塔』を通過。第2海保と第3海保の間をショートカットし、観音崎をかわす。11時、熱海から横須賀ベラシスに向かう僚艇『RIKI』と浦賀水道で行き会う。12時、城ヶ島通過。伊豆半島の南を大島に向かって黒潮が流れているとの情報により、相模湾を横断し、川奈を目指すことにする。川奈沖に日没前に着き、伊豆半島に沿って南に進む。日が暮てあかりが灯った東伊豆の温泉地に沿って進む。20時、石廊崎をかわす。黒潮の影響を避けて、駿河湾に回りこんでから潮岬に向首した。
☆真上は、風の塔 ☆写真下は、僚艇『RIKI』撮影の『サザンクロス』
●11月05日(火):ひたすら遠州灘を西に向かって進む。6日、7日の紀伊水道は強い北風が吹き波が高いとの予報から風の収まる8日に徳島に向かうことにして、次港を串本港にする。17時20分、紀伊半島の夕焼けは美しい。
☆写真上は紀伊半島の夕焼け ●11月06日(水):00時、梶取崎を目指して、緑や紅の航海灯が連なる伊勢湾と潮岬を結ぶ本船航路を横切る。本船航路の夜間の横断はいつも苦労する。03時、薄暗い闇の中に屹立する橋杭岩を通過し、串本港に入港する。04時着岸係留。一時、仮眠を取る。11時に開湯する『サンゴの湯』に浸かり体を癒す。昼食は、『大阪王将串本店』で餃子を肴に生ビール。夜、串本の居酒屋はさほど大きくなく地元の方々で満席状態。漁師料理『がんちゃん』でおまかせ料理。刺身、焼き魚を肴に無事入港の祝杯をあげる。
☆写真上は串本駅の石碑 ●11月07日(木):一日、サザンクロスのメンテナンス。昼食は『SABAKI DINING』で日替わり海鮮丼。美味。午後、再び『サンゴの湯』に浸かり、夕食はコンビニで肴を仕入れて艇内で。『白雪・江戸元禄の酒』で祝杯。
☆写真上は海鮮丼 ☆写真下は『白雪江戸元禄の酒』
●11月08日(金):03時、離岸出港。串本大橋の橋梁灯が船首の目標になる。北寄りの強風を避けて紀伊半島の海岸に沿って進む。06時30分、紀伊半島に日が昇る。12時30分、紀伊日御碕に接近。まだ、北風は収まっていない。16時、徳島港に無事入港。『伊丹諸白下り酒~源流からたどる弁才船の航跡~』を完走した。
☆写真上は紀伊半島の朝焼け ☆写真下は紀伊日御碕
●次回の更新は新年を予定しています。来年の航海計画を公開します。

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