2023年11月19日日曜日

2023年11月19日(日):灘の生一本下り酒:歴史海道樽廻船2023:航海実績(復航)

🔵11月05日(日)1400竹芝桟橋を離桟。夢島マリーナに戻る計画でしたが、6日の夜間から南風が強くなるとの予報から、御前崎港に明るいうちに入港する計画に変更し東京港を出港しました。1830観音埼灯台通過。1945剱埼灯台通過。城ケ島を通過し川奈灯台に向首する。2330初島通過。 🔴写真は、羽田空港を離陸した航空機です。
🔴写真は、横浜港に沈む夕日です。
🔵11月06日(月)0030川奈灯台を通過。」0130門脇灯台通過。0300稲取灯台通過。0430爪木埼灯台を通過。夜明け前のため、下田沖を通らずに神子元島の南のコースを選択。神子元島に進路を向ける。ところが、黒潮にまともに逆らうことになった。伊東潤の小説『玄海』(秀吉の小田原攻めの時期の西伊豆を舞台にしたもの。)の中で言う『黒い竜』そのもの。艇速6ノットが2ノットに。0600神子元島通過。0730石廊崎通過。1400御前崎港入港接岸。夕食は磯料理『厨』で。夜間、南の暴風雨。 🔴写真は、ようやく通過した神子元島です。
🔴写真は、駿河湾から見た富士山です。うっすらと見えました。
🔴写真は、御前崎港に係留中のサザンクロスです。
🔵11月07日(火)、風は西に変わったが、以前として強い。今日一日風待ち。御前埼灯台近傍の民宿『八潮』でシャワーをお借りし、灯台を見学。昼食は『晴れとsoracafe』で。窓から遠州灘が一望。白波が立っている。マリンパーク御前崎などを散策。夕食はバース近くの『いかり食堂』で。真鶴港から70マイル、徳島港から220マイル。適当な寄港地になります。 🔴写真は、御前埼灯台と民宿『八潮』です。
🔴写真は、御前埼灯台の横のカフェ『晴れとsoracafe』です。
🔴写真は、カフェ『晴れとsoracafe』の奥の席です。
🔴写真は、マリンパーク御前崎にある富士山展望台から見た富士山です。前日より視界が良くなりました。
🔵11月08日(水)0600御前崎港出港。遠州灘を航行。1800大王崎通過。熊野灘を航行。 🔴写真は、御前崎港出港直後の日の出です。
🔴写真は、御前埼灯台の右側に民宿『八潮』、その隣にカフェ『晴れとsoracafe』です。
🔴写真は、紀伊半島に沈む夕日です。
🔵11月09日(木)0600潮岬通過。同航船、行き会い船多数あり。右舷側には赤の、左舷側には緑の航海灯が続く。0900市江崎通過。1300紀伊日御碕通過。1630徳島港入港。新川を遡り、1700ケンチョピアに帰港しました。13日間の航海を無事に終了しました。 🔴写真は、夕暮れの徳島眉山です。
🔴写真は、ケンチョピアに係留したサザンクロスです。
○○2023年の航海を終了しました。来年の航海予定は新年のご挨拶の折に。

2023年11月18日(土):灘の酒生一本下り酒:歴史海道樽廻船2023:航海実績(往航)

🔵10月28日(土)0730新西宮ヨットハーバー向け徳島港ケンチョピア出港。1130友ヶ島由良瀬戸通過。1400関空沖通過。1715夕闇迫る新西宮ヨットハーバー入港。 🔵10月29日(日)、給水、満船飾、係留索等航海、接岸の準備を整えて。1000新西宮ヨットハーバーを離桟。1200高浜岸壁到着。観光船『コンチェルト』の出港を待つ。1230高浜岸壁に係留。出港式に参加。1250岸壁が高いのでスピンポールを使用して四斗樽を積み込む。1300多くの方々に見送られて、3ポイントのメインセールを揚げて岸壁を後にする。初日の夜航海を避けて、1600大阪府淡輪ヨットハーバーに着桟 。 🔴写真は、高浜岸壁に酒樽を運んてきた馬です。
🔴写真は、高浜岸壁での出港式の模様です。
🔴写真は、酒樽を積み込み高浜岸壁を離岸したサザンクロスです。
🔴写真は。出港後の神戸港です。
🔴写真は、淡輪ヨットハーバーに係留中のサザンクロスです。
🔵10月30日(月)0630淡輪ヨットハーバーを出港。0800加太瀬戸通過。1115白崎通過。1200紀伊日御碕通過。1940潮岬通過。夜航海です。 🔴写真は淡輪ヨットハーバーを出港しました。
🔴写真はサザンクロスキャビンに据え置かれた四斗樽(灘酒造組合様から預かり)です。
🔴写真はサザンクロスキャビン内に据え置かれた一斗樽です。これは、私個人で調達したもので、寄港地の仲間や戻り酒として関西の仲間と試飲します。
🔴写真は昼食のカレー丼です。レトルトのご飯とカレーを鍋に一緒に入れて湯煎します。
🔴写真は通過中の和歌山白浜白良浜です。
🔵10月31日(火)1030大王崎通過。1400御前崎通過。視界悪く、富士山は見えない。 🔴写真は太平洋の日の出です。
🔴写真は快走中のサザンクロスです。
🔴写真は太平洋の日没です。変わりなくいい天気でした。
🔵11月01日(水)0230神子元島通過。0700真鶴港入港。午後、湯河原温泉に浸かる。 🔴写真は富士山です。伊豆半島東岸伊東沖にて。
🔴写真は真鶴港係留中のサザンクロスです。真鶴は私の故郷です。
🔵11月02日(木)休養。1630サザンクロスコクピットで旧友と鯖みりんなどを肴に『下り酒試飲会』です。 🔴写真は真はサザンクロスのコクピットに据えられた一斗樽です。
🔵11月03日(金)0900真鶴港出港。1130城ヶ島大橋通過。1400千葉県鋸南町保田漁港入港。ばんやの湯が来年3月まで改修工事のため閉まっていたため『笑楽(わらく)の湯』へ。ばんや食堂で乾杯。 🔴写真は真鶴港出港後、小田原沖で見えた富士山です。
🔴城ケ島大橋。視界が良ければ橋の向こうに富士山が見えるのに。
🔴写真は千葉県鋸南町の竜島海岸です。源頼朝が真鶴から船出し上陸した場所です。
🔴写真は千葉県鋸南町保田漁港に係留したサザンクロスです。3本ある桟橋がフルバースになりました。
🔵11月04日(土)0700保田漁港出港。東京湾の航路に沿って北上。1300東京港夢島マリーナに入港係留。1600オーナーズルームにてGバース仲間と『きりたんぽ』を肴にまたしても『下り酒試飲会』です。 🔴写真は東京湾横断道路の換気塔『風の塔』です。
🔴写真は東京港沖を帆走中のサザンクロスです。
🔴写真は夢島マリーナに係留中のサザンクロスです。
🔵11月05日(日)1000夢島マリーナを出港。1225竹芝船溜まり防波堤を定刻に通過。多くの方々の出迎えを受けて、1235竹芝桟橋に係留。四斗樽を陸揚げ。入港式に参加しました。肩の荷が下りました。 🔴写真は竹芝桟橋に係留したサザンクロスです。デッキに四斗樽を置いています。
🔴写真は竹芝桟橋背後で行われた入港式典での鏡開きです。

2023年10月6日金曜日

2023年10月06日(金):灘の生一本下り酒・歴史海道樽廻船2023:航海計画

 いよいよ日本酒が恋しくなる季節になりました。私の住む奈良県生駒市壱分町の上田酒造でもおいしいお酒を醸造しています。さて、今年で3回目になる樽廻船航海を行います。航海計画は次のとおりです。 🔵10月28日(土)0600徳島港出港、1700西宮市新西宮ヨットハーバー入港着桟。 🔵10月29日(日)1000新西離桟出港、1215神戸港高高浜岸壁(モザイク前)入港着岸。1230~1300酒樽積み込み。1300高浜岸壁離岸出港。1700大阪淡輪ヨットハーバー入港着桟。 🔵10月30日(月)0600淡輪離桟出港。 🔵11月01日(水)1600神奈川県真鶴港入港着岸。 🔵11月03日(金)0800真鶴港出港、1500千葉県保田港入港着桟。 🔵11月04日(土)0600保田港離桟出港、1300東京夢の島マリーナ入港着桟。 🔵11月05日(日)1000夢の島離桟、1200東京竹芝桟橋着桟。1200~1400酒樽陸揚げ、鏡開き。1400竹芝離桟、1600夢の島着桟。 🔵11月06日(月)0600夢の島離桟出港。 🔵11月09日(木)0800徳島港入港。

2023年9月1日金曜日

2023年09月01日(金):北斗頼朝航海2023:真鶴⇒保田⇒真鶴

1180年、源頼朝は伊豆の国で挙兵したが、小田原石橋山の合戦で敗れ、真鶴から房総竜島海岸に逃れ、再度挙兵し、鎌倉幕府を起こした。この真鶴から竜島海岸への航海に思いを馳せて、今年で5回目になる頼朝航海を行いました。 08月23日(水) 07時真鶴町観光協会の職員の方々に見送られて真鶴港を出港しました。針路は東。城ケ島を目指します。フルセイルとエンジンを併用します。速力は5ノット(時速9キロ)。時折、とおり雨が過ぎて行きます。相模湾の真ん中まで進むと夏の日差しになり、海面が輝いています。
12時三浦半島と城ケ島を結ぶ城ケ島大橋を通過しました。
東京湾を横断します。今日は大型船の通過を待つこともありませんでした。13時、頼朝が上陸した竜島海岸に近づきました。
14時竜島海岸を右に見て、保田港に入港、浮桟橋に係留しました。
浮桟橋の使用許可の手続きを済ませ、銭湯に入り、ビールで乾杯。刺身、天婦羅の肴に熱燗が進みます。
18時、スーパーで翌日の朝食、昼食を買い、就寝。 08月24日(木) 05時、目が覚めたので、出港。大型船の通過する東京湾を横切ります。
久々に全天に架る、海から海に架る虹を見ました。
07時城ケ島を通過。
相模湾に入り、エンジンを止め、帆走開始。ヨットは風で走るもの。速力5ノット。快走です。 11時真鶴が近づいてきました。
沖網(定置網)まで帆走。エンジンを始動し、セイルを畳み、真鶴港内を一周して、12時真鶴ヨットハーバーの浮桟橋に係留。昨年と違い、今年は快適な船旅でした。 次回更新は10月10日を予定しています。3回目になる樽廻船航海のスケジュールを公開します。

2023年8月7日月曜日

2023年08月07日(月):瀬戸内海クルーズ2023:尾道⇒徳島

08月01日(月)、『千光寺頂上展望台』に登り、尾道水道を眺める(写真①)。ロイヤルホテルの陰になりサザンクロスは見えない。夕食は『さんしん』にて尾道お好み焼き。 08月02日(火)0600尾道港出港。新尾道大橋、尾道大橋を通過。本土に沿って航行。0730阿伏兎観音を過ぎる(写真①)。本船航路を横切り、1100三豊市仁尾マリーナに係留(写真②)。25マイル。マリーナで自転車を借りて秩父ヶ浜に行く(写真③)。生憎、水平線に雲があり夕日は見れない。夕食はサザンクロスコクピットバーべキュー。
08月03日(水)0530仁尾マリーナを出港。0945備讃瀬戸大橋を通過(写真①)。1200高松港ヨット競技場に係留。30マイル。昨年の樽廻船と今年の吐噶喇列島小笠原諸島、瀬戸内海の航海成就の御礼とこれからの航海の安全を祈念するため金刀比羅宮(写真②)に参拝し、お祓いを受けたお札をいただき、コンパニオンウェイを降りたところにある神棚に納めました。
08月04日(木)0500高松港出港。0515高松灯台を通過(写真①、背後の山は屋島です。)。小鳴門水道を航行(写真②は小鳴門大橋)し、1230徳島港に入港しました。45マイル。
*9日間、69時間、370マイルの航海でした。紀伊水道だけが白波が立つ状況で揺れのない平穏な航海でした。 *今後の航海は、8月下旬に『北斗』(リベッチオ26)での頼朝航海を、10月下旬に樽廻船の航海を計画しています。次回更新は9月1日を予定しています。