2910年9月4日(土)08時LCT(9月4日05時JST)
位置:位置南緯18.2度東経178.7度。(昨日16時に180度線を通過しました。)天候薄曇り。風向南東。風速14ノット。波高1.5m.。気温28度。気圧1017mb。針路230度(220度)。速力4.5ノット(5ノット)。セイル無し。エンジン1900rpm。乗員健康。
状況:昨日00時、ワイラギララ島を通過後、進路240度で進む。ヴァヌアレヴ島の東にあるタヴェウニ島の東を、ヤカタ島、ヌクトル島の西を通り、ガウ島の南端を目指す。東南東17ノットの風の中、クローズドリーチ6ノットで快走していました。絶好調。しかし、14時、サイドステイにトラブルが発生。急遽、揚げていたメインセイルとストームセイルを下ろしました。向かいの風で、機走しても速力が上がらないため、急遽、計画を変更し、ナイライ島の北を、カカウモモ島の南を、バチキ島の北を、ワカヤ島の南を抜け、ヴィチレブ島スバの東のナシライリーフ灯台に向かうコースにしました。ガウ島の西側を走るコースです。狭水道の通過が夜の航海で、昨日に続いて、GPSと海図とを比べて針路を決め、かつ、修正しながらの航海になりました。20時にナイライ島に接近してから02時にワカヤ島を抜けるまでの6時間は2人当直です。水路が屈曲するバチキ島には海図に灯台の記載はあるものの点灯しておらず、島影をレーダーで確認しながらの航行となりました。途中、前方をフェリーが2隻通過していきました。スバからラウトカへの航路になっているようです。天候は曇り。暗闇の航海。しかし、水路を抜けた途端。突然、西の空が晴れ、銀河の中をさそり座が沈んでいく姿が現れ、感動的でした。夜明けの太陽がガウ島の上から昇り、茜色に染まった雲も綺麗でした。2,3日目前から、フィジーに近づくにつれ、雲が広がり、スコールもあり、涼しく、タヒチと比べて気候が違うのかなと思います。今、ナシライリーフを通過してます。今日の昼ごろ、スバ港に到着します。後数時間ですが、最後まで、安全第一に航海を続けます。さて、昨日の昼食は日清焼きそばとビール。夕食はしょうが風味の肉じゃがとご飯。今日の朝食はこれからです。
2010年9月4日土曜日
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